お知らせ

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小豆島健護講師がNPO法人 日本腎臓病協会「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」の2025年度研究助成金の交付対象者に選出されました!

2026.3.28
特定非営利活動法人 日本腎臓病協会は、「腎臓病の克服」を目的に、医療、企業、行政、市民が連携する際の核として、設立された団体です。
その事業の一つとしてアカデミアと関連企業、行政等が連携しうるプラットフォームとして「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」による研究助成事業があります。

2025年度は、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社よりKRI-J の趣旨に賛同を得て、「日本腎臓病協会・ノボ ノルディスク ファーマ研究助成事業」として「糖尿病性腎症の発症ならびに進展に関する基礎研究」に対する研究助成金の公募が行われました。

多数の応募があった中、厳正なる審査により、小豆島健護講師の「糖尿病性腎症と腎乳酸代謝」に関する研究課題が採択されました。
おめでとうございます!

日本腎臓協会 WEBサイト: https://j-ka.or.jp/krij/event/project.php

田村功一主任教授・センター病院長が、「世界腎臓デー」に合わせた 東京メトロ・東急線での「電車ジャック」交通広告をテコにした、新たな国民病「慢性腎臓病(CKD)」啓発キャンペーン - お笑いコンビ「ぺこぱ」が“沈黙の臓器・腎臓”になって叫ぶ!? - の監修を担当しました

2026.3.26
腎臓は機能が低下しても初期には自覚症状がほとんど現れないため、「沈黙の臓器」と呼ばれています。
しかし、成人の約5人に1人、推計約2,000万人の患者がいるとされるCKDは「新たな国民病」と言われています。
慢性腎臓病(CKD)は、進行すると透析療法が必要となるだけでなく、心血管疾患のリスクも高める重大な疾患です。

そのため、2026年3月12日(木)の「世界腎臓デー(World Kidney Day)」に合わせ、「慢性腎臓病(CKD)」の疾患啓発キャンペーンが複数行われていますが、それらの中で、お笑いコンビ「ぺこぱ」(松陰寺太勇さん、シュウペイさん)が起用された交通広告によるトレインジャックが3月23日(月)から29日(日)の間、東京メトロおよび東急線にて「電車内ジャック(中づり貸し切り)」形式で実施中です。

この交通広告によるトレインジャックでは、東京メトロと東急線において、車両内の中づりをジャックする「トレインジャック」が実施されています。
この「トレインジャック」につきまして、田村 功一センター病院長(横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学 主任教授 )が監修を担当し、「CKDとは慢性腎臓病のこと」といった基礎知識から、「eGFR(推算糸球体濾過量)」を知ることの重要性まで、全8パターンのコピーで車両を埋め尽くし、乗客の方々に「腎臓の新常識」のメッセージが届けられています。

(関連サイト)

紹介記事配信サイト: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000410.000002981.html

ベーリンガーインゲルハイム(世界腎臓デーにあわせたCKDの啓発キャンペーンを開始):
https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/human-health/chronic-kidney-disease/campaign-ckd

小豆島健護講師が横浜市立大学医学会「医学会賞」を受賞

2026.3.18
当教室の小豆島健護講師が、横浜市立大学医学会より「医学会賞」を受賞しました。

本賞は、横浜市立大学医学会会員の研究活動を活発化し、医学研究の進歩への貢献を促す目的で設置されたものであり、先端医科学分野において顕著な功績を挙げた研究者に贈られる栄誉ある賞です。

今回の受賞対象となった研究課題は、小豆島講師が大学院生時代から一貫して取り組んできた「生活習慣病における組織レニン-アンジオテンシン系(RAS)の病態生理学的意義の解明研究」に関するものです。
腎臓・心臓・血球・脂肪など様々な臓器における組織RASの知見に加え、現在世界的に注目を集める「皮膚組織RAS」の最新知見も含まれています。

これまでの地道な研究成果の積み重ねと、今後の生活習慣病に対する革新的な治療法へと発展する高い可能性が評価され、今回の受賞に至りました。

研究課題名:
高血圧関連生活習慣病に対する新規治療戦略としての組織レニン-アンジオテンシン系

横浜市立大学医学会WEBサイト:
https://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~igakukai/index.html
写真:2025年度 横浜市立大学医学会賞・医学研究奨励賞 受賞者報告書

塚本俊一郎助教が日本抗加齢医学会「若手研究者賞」を受賞しました

2026.3.18
2025年度 日本抗加齢医学会 若手研究者賞を当教室所属の塚本俊一郎 助教が受賞しました。
2026年6月に横浜にて開催予定の「第26回日本抗加齢医学会総会」にて、授賞式が行われる予定です。

https://www.anti-aging.gr.jp/prize/

田村功一主任教授・センター病院長が、第16回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会(久留米)でのジョイントシンポジウム8(フレイルを越えて──抗加齢医学と腎リハが創る人生100年時代)において座長を務め、また「心腎代謝連関制御-抗加齢と非薬物療法・リハビリ?」をテーマとしてシンポジウム講演を行いました

2026.3.17
第16回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会(大会長: 久留米大学医学部 内科学講座 腎臓内科部門 深水 圭 主任教授)が2026年3月14日・15日の2日間にわたってに久留米シティプラザにおいて開催され、田村功一主任教授(横浜市立大学附属市民総合医療センター 病院長)が、大会2日目(3月15日日曜日)に、日本腎臓リハビリテーション学会と日本抗加齢医学会とのジョイントシンポジウム8(フレイルを越えて──抗加齢医学と腎リハが創る人生100年時代)の共同座長を務めました。
また、田村功一主任教授は「心腎代謝連関制御-抗加齢と非薬物療法・リハビリ?」をテーマとしてのシンポジスト講演を行いました。

今回のシンポジウム講演では、高齢化が進みつつある社会において横浜市の中心に位置し「先端医療の、その先へ」を掲げ、田村功一主任教授が病院長を務める横浜市立大学附属市民総合医療センター(YCU Medical Center)が大学病院としての高度専門医療・研究、および高度救急を含めての包括的対応を特徴とするシームレス救急医療提供体制について紹介し、続いて田村功一主任教授が米国ハーバード大学医学部留学中に開始した新規受容体結合因子に着目した病態解明研究や新規治療開発研究からの心腎代謝連関病克服へ向けた多面的な研究展開、慢性腎臓病(CKD)患者さんが国内2000万人にも増加している現状に対して取り組んでいる学会活動、行政との連携、さらには市民啓発活動を含めての詳細な説明を行いました。

(関連サイト)
第16回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会:
https://www.kwcs.jp/16jsrr/index.html

磯子中央病院にて腹膜透析勉強会を開催しました

2026.3.16
2026年3月11日、医療法人光陽会 磯子中央病院にて、腹膜透析に関する勉強会を開催しました。
横浜市立大学附属病院腎臓・高血圧内科 小林診療講師、血液浄化センター 新津看護師・吉岡看護師から口演を行い、口演終了後には実際の腹膜透析機器を使用してハンズオンセミナーを行いました。
多くの職員にご参加いただき、腹膜透析を知っていただく機会になりました。


写真:講演の風景

講演・勉強会の依頼があれば、横浜市立大学附属病院地域連携課までご相談いただけますと幸いです。

日本赤十字社医療センターの浦手進吾先生がTherapeutic Apheresis and Dialysisに論文掲載されました。

2026.3.11
この度、日本赤十字社医療センターの浦手進吾先生による臨床研究が英文学術誌に掲載されました。
これまで、腹膜透析における「シャワー時の出口部保護」の是非については十分な検討がなされてきませんでした。
そこで本研究では、過去起点コホート研究を通じて、シャワー時の出口部露出とカテーテル関連感染症リスクの関連を明らかにしました。
本報告は、シャワー時の出口部保護が感染症リスクを低減させるだけでなく、緑膿菌や非結核性抗酸菌といった難治性感染症の起炎菌によるリスクも抑制する可能性を示唆しており、臨床現場において意義深い内容となっています。

【論文情報】
タイトル: Exposure to Shower Water Without Dressings Is Associated With Increased Risk of Catheter-Related Infection in Peritoneal Dialysis Patients: A Retrospective Cohort Study
著者: Urate S, Kaihara A, Kasahara C, Inaba Y, Sato T, Shirai R, Doi S, Kakiwaki H, Sumura R, Yanagi M, Kinugasa S, Uchiyama K, Ishibashi Y.
掲載雑誌:Therapeutic Apheresis and Dialysis
doi: 10.1002/1744-9987.70132.
掲載論文リンク:https://doi.org/10.1002/1744-9987.70132

International Renin Angiotensin Aldosterone Conference 2026 (IRAAC 2026)にて小豆島健護講師が運営委員に選出されました!

2026.3.10
2026年3月2日から5日にかけて、イタリア(Prato)にて開催された「International Renin Angiotensin Aldosterone Conference 2026 (IRAAC 2026)」において、当教室の小豆島健護講師が口頭発表を行いました。

発表では、当教室が長年取り組んできたATRAPおよび皮膚レニン-アンジオテンシン系(RAS)の最新知見を提示し、皮膚局所のRAS制御が全身の血圧恒常性に果たす役割について、世界各国の研究者と活発な議論を交わしました。

また、本会議において、小豆島健護講師がIRAAC Steering Committee(運営委員会)のメンバーとして正式に選出されました。
この委員会は世界のRAS研究を牽引するリーダーたちで構成されており、日本、そしてアジアを代表する立場として今後の国際学会の運営に携わることとなります。

当教室は今後も、横浜から世界へ向けて質の高いエビデンスを発信し、次世代のPhysician-Scientistの育成に邁進してまいります。

関連リンク
International Renin Angiotensin Aldosterone Conference (IRAAC) WEB: https://event.fourwaves.com/iraac2026/pages

写真:熱気にあふれる会場の様子

神尾彩花先生が第37回神奈川県CAPD研究会にて優秀演題賞を受賞しました!

2026.3.1
2026年2月28日(土) ワークピア横浜にて第37回神奈川県CAPD研究会(当番世話人:国際親善総合病院 腎臓高血圧内科部長 安藤大作先生)が開催されました。
19演題と多くの一般演題が発表され、活発な討論がなされました。
当教室からは、神尾彩花先生(指導教員:小林 竜診療講師)が症例発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。

神尾 彩花
演題名「肝腎症候群による末期腎不全に対して腹膜透析を導入した一例」

神尾先生、受賞おめでとうございます!

写真:代表世話人の前波先生(写真左)と神尾先生(写真右)

横浜市立大学が横浜市庁舎にて「世界腎臓デー」にあわせたイベントを開催し、附属病院・センター病院の腎臓・高血圧内科医師が協力します!~慢性腎臓病の早期発見・早期治療の重要性を伝える~

2026.2.27
横浜市立大学が厚生労働省事業として立ち上げた「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会」が、3月12日の「世界腎臓デー」にあわせて、2026年3月10日(火)~3月12日(木)に横浜市庁舎2階のプレゼンテーションスペースでイベントを開催します。
本イベントは、市民の皆さまに慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期治療の重要性を伝えることを目的としており、3月12 日(木)には、本学腎臓・高血圧内科医師による腎機能の簡易測定や健康相談を実施し、当教室からも附属病院(小林竜診療講師)・センター病院(田村功一主任教授・センター病院長)を中心に協力します。

1.展示イベント
【日時】2026年3月10日(火)~3月12日(木)9:00 ~ 20:00※10 日(火)は13:00 開始、12 日(木)は12:00 終了
【場所】横浜市庁舎2階プレゼンテーションスペース(横浜市中区本町6丁目50 番地の10)
【内容】慢性腎臓病(CKD)の早期発見・予防方法や治療等についての展示(タペストリ、パネル、動画)

2.参加型イベント『自分の腎機能を調べてみよう』
【日時】2026 年3月12 日(木)10:00~12:00(先着20 名:当日受付)※定員に達し次第、終了する場合があります。
【内容】
・簡易測定その場で簡単な血液検査を行い、「血清クレアチニン値」「eGFR 値」を測定して、腎機能を確認できます。
《ご注意》検査では、指先に針を刺します。あらかじめご了承ください。
・健康相談コーナー
本学の医師および横浜市の保健師が、腎臓に関する治療、検査結果の見方、生活習慣の改善(例:食事、運動)などの健康相談に応じます。

また、今回の 「世界腎臓デー」にあわせて、神奈川県と神奈川県慢性腎臓病(CKD)対策連絡協議会では、横浜市など県内自治体と連携して、慢性腎臓病(CKD)の未病改善や早期発見・早期治療の重要性について、多くの方に知っていただくことを目的に、「世界腎臓デー」に合わせて県庁本庁舎をシンボルカラーのグリーンにライトアップします。
また、横浜市役所市庁舎を含めて県内5か所でも、同様にライトアップが行われます。

横浜市立大学リリース:  https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2025/20260227CKD.html
神奈川県リリース: https://www.pref.kanagawa.jp/docs/nf5/prs/r5663593.html
神奈川県慢性腎臓病(CKD)対策連絡協議会: https://www.pref.kanagawa.jp/docs/nf5/ckd-kyougikai.html
横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室: https://www.yokohama-medicine.org/

慢性腎臓病患者の高中性脂肪血症に対する薬剤治療介入の大規模検証研究デザインを発表

2026.2.27
横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室の金口翔診療講師、田村功一主任教授らの研究グループは、医師主導の大規模な特定臨床研究「Japan Kidney Association-Pemafibrate Intervention for Chronic Kidney Disease patients Study(JKAPI-CKD試験)」(jRCTs031240097)の研究背景および試験デザインを報告しました。
本試験は、興和株式会社の資金提供を受けて、NPO法人日本腎臓病協会(理事長:柏原直樹〔川崎医科大学高齢者医療センター 病院長〕)、研究事務局のWDBココ株式会社を含む3者間での研究者主導臨床研究契約(産学連携契約)締結のもと実施されています。
横浜市立大学附属病院、同学附属市民総合医療センターを含む全国約290の医療機関が参加しており、研究代表を本学の田村功一主任教授、研究副代表を順天堂大学医学部 総合診療科学講座/AIインキュベーションファームの矢野裕一朗教授/センター長が務めています。
本研究は、新規高トリグリセライド(以下、TG)血症*1 治療薬であるペマフィブラート*2が、慢性腎臓病(以下、CKD)*3患者さんにおいて腎機能に与える影響を検証することを目的とした大規模ランダム化比較試験*4です。
目標症例数は2200例、観察期間は104週間と、CKD領域における長期間にわたる脂質管理介入研究として国内最大規模の試験となります。
近年、高TG血症はCKD患者さんにおける心血管疾患および腎疾患進展の残余リスク*5因子として注目されています。
本研究により、CKD患者さんにおける脂質異常症管理戦略に関する新たなエビデンスの創出が期待されます。
本研究デザインは、国際学術誌「Clinical Kidney Journal」に掲載されました(2026年2月23日)。

研究成果のポイント
・高TG血症は、CKD患者さんにおける心血管疾患および腎機能悪化の残余リスク因子として近年注目されている。
・JKAPI-CKD試験は、新規高TG血症治療薬ペマフィブラートの腎保護効果を検証する、症例数2,200例・観察期間104週間の大規模ランダム化比較試験である。
・本研究により、CKD患者さんにおける脂質異常症管理の新たな治療戦略の確立とエビデンス創出が期待される。

図1 JKAPI-CKD試験の実施体制


図2 JKAPI-CKD試験の研究計画概略


掲載論文
タイトル:Design of the Japan Kidney Association-Pemafibrate Intervention for Chronic Kidney Disease patients Study (JKAPI-CKD study)
著者:Sho Kinguchi, Kouichi Tamura, Yuichiro Yano, Masaomi Nangaku, Yoshitaka Isaka, Shoichi Maruyama, Hiroshi Kanegae, Hiddo Lambers Heerspink, Naoki Nakagawa, Saori Nishio, Koichi Asahi, Kunihiro Yamagata, Akira Fukui, Hirokazu Okada, Ichiei Narita, Kazuhiko Tsuruya, Jun Wada, Yoshio Terada, Masashi Mukoyama, Enyu Imai, Naoto Yokota, Kazuo Kobayashi, Naoki Kashihara; for the JKAPI-CKD Study investigators
掲載雑誌:Clinical Kidney Journal
DOI:10.1093/ckj/sfag053
用語説明
*1 高トリグリセライド(TG)血症:血液中の中性脂肪が基準値よりも高い状態。
脂質異常症の一種。
*2 ペマフィブラート:腎機能が低下した患者さんにも比較的使用しやすい中性脂肪を低下させる新しいタイプの脂質異常症治療薬。
*3 慢性腎臓病(CKD):腎臓の働きが徐々に低下する病気で、放置すると透析が必要になる可能性がある病気。
*4 ランダム化比較試験:被験者を無作為にグループ分けして効果を検証する信頼性の高い研究方法。
*5 残余リスク:従来の治療を行ってもなお残るリスク要因。

リンク(URL)
掲載論文DOI:https://doi.org/10.1093/ckj/sfag053 NPO法人 日本腎臓病協会:https://j-ka.or.jp/ JKAPI-CKD: https://www.jkapi-ckd.com/

済生会横浜市南部病院の症例報告(Cureus掲載)がPubMedに掲載されました。

2026.2.18
済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科(岩本彩雄部長)の小澤萌枝医師、川井有紀医師らは、横浜栄共済病院 腎臓内科(押川仁部長)とともに、社会問題化した紅麹サプリメント摂取後に生じた腎障害について、服用中止後1年間の経過を追跡した2症例を報告し、「Cureus」誌に掲載されました。

2症例のうち、1例ではサプリメント中止のみで腎機能が部分的に回復し安定した一方、もう1例ではステロイド治療を併用することで腎機能の完全回復が得られました。
本報告は、これまで長期的な腎予後に関する報告が限られている中で、腎機能が安定化するまで少なくとも6か月以上の慎重な経過観察が必要である可能性を示唆しています。

【論文情報】
タイトル:One-Year Follow-Up of Red Yeast Rice-Associated Renal Dysfunction: A Report of Two Cases
著者:Moe Ozawa, Yuki Kawai, Jin Oshikawa, Kiyotaka Nagahama, Tamio Iwamoto, Kouichi Tamura
掲載雑誌:Cureus. 2026 Jan 11;18(1):e101317.
doi: 10.7759/cureus.101317

新入局員を対象としたPD・VAシミュレータートレーニングおよび歓迎会を開催しました

2026.2.12
横浜市立大学 循環器・腎臓・高血圧内科学教室では、令和8年度に新たに13名の先生方を新入局員としてお迎えいたしました。
これを記念し、令和8年2月7日に新入局員の先生方を対象としたPD・VAシミュレータートレーニングを開催いたしました。
本研修は、Terumo Medical Pranex(神奈川県足柄上郡中井町)にて実施し、ブタモデルを用いた実践的なトレーニングを行いました。
現医局員がトレーナーを務め、内シャント造設術および腹膜透析用カテーテル挿入術について、実際の手技を体験していただきました。
新入局員の先生方は初めての手技にも真摯に取り組まれ、積極的に質問を重ねながら理解を深めておられました。
また、4月から共に診療に携わる現医局員との交流も活発に行われ、和やかな雰囲気の中で有意義な時間となりました。
研修終了後は横浜桜木町ワシントンホテルへ移動し、新入局員歓迎会を開催いたしました。
新入局員の先生方からは腎臓内科医としての抱負が語られ、関連病院の先生方からは温かい激励のお言葉をいただきました。
終始和やかな雰囲気の中、盛会のうちに閉会いたしました。
新入局員の先生方の今後のご活躍を、医局員一同心より期待しております。

Terumo Medical Pranexでの集合写真

田村功一主任教授・センター病院長が、日本総合健診医学会第54回大会において「慢性腎臓病(CKD)国内2000 万人時代の腎臓病・高血圧研究と診療の高みをめざす-心腎代謝連関制御の克服へ向けて-」をテーマとして特別講演を行いました

2026.1.26
日本総合健診医学会第54回大会(大会長: 横浜リーフみなとみらい健診クリニック 高木重人院長)が2026年1月23日から24日にかけてパシフィコ横浜において開催され、田村功一主任教授・センター病院長が、大会2日目(1月24日土曜日)に、「慢性腎臓病(CKD)国内2000 万人時代の腎臓病・高血圧研究と診療の高みをめざす-心腎代謝連関制御の克服へ向けて-」をテーマとしての特別講演(第1会場)を行いました。

今回の特別講演では、まずは田村功一主任教授が病院長を務めている横浜市立大学附属市民総合医療センター(YCU Medical Center)における大学病院としての高度専門医療・研究、高度救急を含めてシームレス包括的対応を特徴とする救急医療について紹介し、続いて田村功一病院長が米国ハーバード大学医学部留学中に開始した新規受容体結合因子に着目した病態解明研究や新規治療開発研究からの心腎代謝連関病克服へ向けた研究展開、慢性腎臓病(CKD)患者さんが国内2000万人にも増加している現状に対して取り組んでいる学会活動、行政との連携、さらには市民啓発活動を含めての詳細な説明を行いました。

横浜市立大学附属市民総合医療センター(YCU Medical Center)では、これからも横浜市の中心に位置する「研究の横浜市立大学」の附属病院として『先端医療の、その先へ』を掲げ、最先端の研究成果を発信するとともに臨床への展開を推進することにより、市民の方々に対する当院の誇る高度専門医療・救急医療への最新の研究成果還元に今後も一層力を入れて参ります。

(関連サイト)
日本総合健診医学会第54回大会: https://www.shuwa-asc.com/jhep2026/
横浜市立大学附属市民総合医療センター(YCU Medical Center): https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/index.html

医学研究科病態制御内科学 永広尚敬大学院生、医学部 循環器内科学 日比 潔主任教授、小西正紹准教授、横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター内科担当部長 岩橋徳明 准教授、田村功一 病院長らは、急性心不全入院患者におけるARNI(アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬)内服後の血圧変化を詳細に分析し、その結果を日本高血圧学会の英文機関誌Hypertension Research に発表しました

2026.1.20
横浜市立大学大学院医学研究科病態制御内科学(循環器・腎臓・高血圧内科学教室)の永広尚敬医師(博士課程4年)、田村功一主任教授、医学部循環器内科学日比潔主任教授、小西正紹准教授らの研究グループは、循環器内科学教室の関連9施設に入院した急性心不全の166例を対象として、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)内服後の血圧変化を詳細に解析した結果、入院中に有意な血圧低下作用が認められた一方で、類似薬効のアンジオテンシン変換酵素阻害薬やアンジオテンシン受容体拮抗薬(ACEi/ARB)と比較して、その低下度合いには差がないことを明らかにし、この結果が日本高血圧学会の英文機関誌「Hypertension Research」に掲載されました(2026年1月8日)。

今回の研究成果の詳細については、横浜市立大学ホームページでのトピックス掲載記事をご参照ください: https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/20260109konishi.html
横浜市立大学附属市民総合医療センターでは、これからも横浜市の中心に位置する「研究の横浜市立大学」の附属病院として『先端医療の、その先へ』を掲げ、最先端の研究成果を発信するとともに臨床への展開を推進することにより、市民の方々に対する当院の誇る高度専門医療・救急医療への最新の研究成果還元に今後も一層力を入れて参ります。

横浜市立大学附属市民総合医療センター(YCU Medical Center) 心臓血管センター: https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/section/heart/index.html
横浜市立大学医学部 循環器内科学教室: https://yokohama-circ.jp/
横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室: https://www.yokohama-medicine.org/

横浜栄共済病院 腎臓内科(押川仁部長)の千葉恭司医師、野崎有沙医師らが、Roux-en-Y胃バイパス術後から7年後に急性シュウ酸腎症を発症した症例をBMC Geriatricsに報告

2026.1.19
横浜栄共済病院 腎臓内科(押川仁部長)の千葉恭司医師(博士課程1年)、野崎有沙医師らは、Roux-en-Y胃バイパス術後7年を経て急性シュウ酸腎症を発症した症例を報告し、「BMC Geriatrics」誌に掲載されました。
急性シュウ酸腎症は、腎予後および生命予後が不良で、現時点では確立した治療法が存在しない疾患です。
本症例では、腎生検により急性シュウ酸腎症と診断され、ステロイド治療を含む集学的治療が行われましたが、腎機能は改善せず、血液透析導入後に血栓性微小血管症(TMA)を合併し、最終的に救命には至りませんでした。
本症例は、Roux-en-Y胃バイパス術後から長期間経過した後でも急性シュウ酸腎症が発症し得ること、ならびにステロイド治療が病態を悪化させる可能性を示唆しており、現時点では高リスク患者における早期発見と予防的介入が最も重要であることが示されました。
本研究成果は「BMC Geriatrics」誌に掲載されました(2025年11月22日公開)。

【論文情報】
タイトル: Acute oxalate nephropathy seven years post Roux-en-Y gastric bypass surgery without excessive vitamin C intake: a case report
著者: Kyoji Chiba, Yuki Asano, Chika Kano, Arisa Nozaki, Kohji Ohki, Jin Oshikawa.
掲載雑誌:BMC Geriatrics
https://link.springer.com/article/10.1186/s12877-025-06770-3

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横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室
〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9 A365
TEL:045-787-2635
FAX:045-701-3738

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