横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室

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横浜市立大学医学部
循環器・腎臓・高血圧
内科学教室


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お知らせ

循環器・腎臓・高血圧内科学(循環器G)の加藤真吾博士が欧州心臓病学会 (ESC2017)において日本からの発表演題のベストアブストラクト(第1位)に 選出され表彰されました!

2017.09.06
2017年8月27日 スペイン・バルセロナで開催された欧州心臓病学会(European Society of Cardiology: ESC 2017)が開催され,神奈川県立循環器呼吸器病センター循環器内科の加藤真吾博士,横浜市立大学医学部の福井 和樹講師(神奈川県立循環器呼吸器病センター 循環器内科部長), 横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センターの木村一雄教授らの演題が日本から演題の中のベストアブストラクトに選出され(3演題選出され,その中で第1位受賞)発表者の加藤真吾博士が日本循環器学会と欧州心臓病学会の合同企画であるJCS-ESC Networking Eventにおいて表彰されました(写真1,写真2).
今回の結果は,日本からESC 2017で発表されたすべての演題の中から欧州心臓病学会と日本循環器学会が合同で評価を行い,評価の高い3つの演題が表彰され,それら表彰された3つの演題の中で加藤真吾博士らの研究成果が第1位の評価を受けるという快挙でした.

本研究の内容は、『Journal of the American College of Cardiology(米国心臓病学会誌)』に掲載されました(米国時間8月15日付オンライン掲載:
“Stress Perfusion Coronary Flow Reserve Versus Cardiac Magnetic Resonance for Known or Suspected CAD. J Am Coll Cardiol. 2017 Aug 15;70(7):869-879. doi: 10.1016/j.jacc.2017.06.028”

受賞演題:
“Prognostic significance of coronary flow reserve evaluated by phase contrast cine magnetic resonance imaging for known or suspected coronary artery disease”
Kato S. Saito N. Nakachi T. Fukui K. Iwasawa T. Taguri M. Kosuge M. Kimura K.
本研究は心臓MRIを用いて微小循環の指標である冠動脈血流予備能を計測し、冠動脈疾患患者の予後予測因子であることを明らかにしました。


循環器・腎臓・高血圧内科学(循環器G)の加藤真吾博士が欧州心臓病学会 (ESC2017)において日本からの発表演題のベストアブストラクト(第1位)に 選出され表彰されました!

日本腎臓学会主催の第39回腎臓セミナー・Nexus Japanにて循環器・腎臓・高血圧内科学(GR,腎臓・高血圧内科)の小林 竜助教が、優れた若手研究者に贈られるYIAを受賞し,受賞記念講演を行いました.

2017.09.01
8月26日(土)東京医科歯科大学M&Dタワー鈴木章夫記念講堂にて日本腎臓学会主催の第39回腎臓セミナー・Nexus Japanが開催され,循環器・腎臓・高血圧内科学(GR,腎臓・高血圧内科)の小林 竜助教(博士)が腎臓領域における優れた若手研究者に贈られるYIAを受賞し,受賞記念講演を行いました.

写真1:
受賞記念講演を行う小林 竜助教(博士).

写真2:
日本腎臓学会理事長 柏原直樹先生(右端)と小林 竜助教(博士)(左端)

受賞論文:
小林 竜 助教
An angiotensin II type 1 receptor binding molecule has a critical role in hypertension in a chronic kidney disease model.
Kobayashi R, Wakui H, Azushima K, Uneda K, Haku S, Ohki K, Haruhara K, Kinguchi S, Matsuda M, Ohsawa M, Toya Y, Nishiyama A, Yamashita A, Tanabe K, Maeshima Y, Umemura S, Tamura K.
Kidney Int. 2017 May;91(5):1115-1125. doi: 10.1016/j.kint.2016.10.035.

プレスリリース:
「慢性腎臓病における高血圧発症のメカニズムを解明 〜疾患克服のための新たな高血圧治療の可能性〜」
Web: http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/d0md7n0000000569-att/wakui20170110a.pdf

日本腎臓学会 YIAについて:
日本腎臓学会YIA(Young Investigator Award,若手研究者賞)は腎臓領域における若手研究者の育成を目的に新しく設立された賞で,一定の条件(*)を満たした特に優れた論文の執筆者3名に授与される賞です.

今回の結果は,全国から応募があった多数の論文の中から,小林竜助教が平成29年3月に修了した本学病態制御内科学大学院生として行った研究の成果を発表した論文がこの賞を受賞するというすばらしい快挙です.

(注*,前年度に受理された腎臓領域の論文のうち,日本発の基礎・臨床を問わず,37歳以下の研究者を筆頭著者として発表された論文)

関連リンク:
横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室
横浜市立大学大学院医学研究科 病態制御内科学
Web: http://www.yokohama-medicine.org/greeting/index.html

一般社団法人 日本腎臓学会
Web: http://www.jsn.or.jp/

第39回 腎臓セミナー・Nexus Japan プログラム
Web: https://cdn.jsn.or.jp/data/No39.kidney_seminar_flyer.pdf
日本腎臓学会主催の第39回腎臓セミナー・Nexus Japanにて循環器・腎臓・高血圧内科学(GR,腎臓・高血圧内科)の小林 竜助教が、優れた若手研究者に贈られるYIAを受賞し,受賞記念講演を行いました.

循環器・腎臓・高血圧内科学(循環器G)の郷原正臣博士, 猿渡 力臨床教授, 木村一雄教授, 田村功一主任教授らが, 再灌流直後のアシドーシスがST上昇型急性心筋梗塞の造影剤腎症の予測因子であることを発表

2017.08.23
循環器・腎臓・高血圧内科学(循環器G)の郷原正臣博士, 猿渡 力臨床教授, 木村一雄教授, 田村功一主任教授らが, 再灌流直後のアシドーシスがST上昇型急性心筋梗塞の造影剤腎症の予測因子であることを発表
〜『Journal of American Heart Association(米国心臓協会誌 AHA Journal)』に掲載〜

ST上昇型急性心筋梗塞においても造影剤腎症は予後不良因子であることが従来報告されており, その予測因子が報告されています.
今回, 済生会横浜市南部病院循環器内科医長の郷原正臣博士, 横浜市立大学医学部の猿渡 力臨床教授(済生会横浜市南部病院副院長,循環器内科主任部長), 横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センターの木村一雄教授, 横浜市立大学学術院医学群 循環器・腎臓・高血圧内科学の田村功一主任教授らは, 再灌流直後のアシドーシスがST上昇型急性心筋梗塞の造影剤腎症の予測因子であることを新たに明らかにしました.
 ST上昇型急性心筋梗塞の際のアシドーシスは循環不全による代謝性アシドーシスや, うっ血性心不全による呼吸性アシドーシスを反映していると考えられます.
今回, ST上昇型急性心筋梗塞における再灌流直後の血液ガス分析で評価したアシドーシス(pH <7.35)が腎機能や造影剤使用量などで補正した上でも造影剤腎症の予測因子であることを明らかにし, その評価方法の簡便性から臨床的な有用性を示しました.

1)本研究は、米学会誌『Journal of American Heart Association(米国心臓病協会誌 AHA Journal)』に掲載されました
(米国時間8月23日付オンライン掲載;http://jaha.ahajournals.org/content/6/8/e006380


2)済生会横浜市南部病院循環器内科のホームページ:
http://www.nanbu.saiseikai.or.jp/post/depts/circulation.html

Duke-NUS Medical Schoolに留学中の小豆島健護博士(GR, 腎臓・高血圧内科)が次世代腎研究アカデミー第4回学術集会にて招待講演を行い,表彰されました!

2017.08.21
Duke-NUS Medical Schoolに留学中の小豆島健護博士(GR, 腎臓・高血圧内科)が次世代腎研究アカデミー第4回学術集会にて招待講演を行い,表彰されました! 平成29年8月19日に経団連会館(東京)で開催された次世代腎研究アカデミー第4回学術集会において,現在シンガポール国立大学-Duke大学共同医学大学院 (Duke-NUS Medical School)に留学中の小豆島健護博士が招待講演「Mouse model of diabetic nephropathy」を行い,表彰されました(写真1,写真2,写真3).

2017年3月には,小豆島健護博士がSenior Research Fellowとして留学中の,Coffman教授(Dean, Cardiovascular & Metabolic Disorders Programme, Duke-NUS Medical School)の研究室に,本学の井上医学部長が表敬訪問されています (写真4).

写真1: 招待講演中の小豆島健護博士
写真2: 招待講演中の小豆島健護博士
写真3: 川崎医科大学教授 (日本腎臓学会理事長) 柏原直樹先生と小豆島健護博士
写真4: 医学部長の井上先生による小豆島健護博士が留学中のCardiovascular & Metabolic Disorders Programme, Duke-NUS Medical Schoolへの表敬訪問

1) シンガポール国立大学-Duke大学共同医学大学院 (Duke-NUS Medical School) ホームページ:
https://www.duke-nus.edu.sg/cvmd/content/home

2) 「窪田学長、井上医学部長がシンガポール国立大学を訪問しました」:
http://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2016/20170330homon.html

Duke-NUS Medical Schoolに留学中の小豆島健護博士(GR, 腎臓・高血圧内科)が次世代腎研究アカデミー第4回学術集会にて招待講演を行い,表彰されました!

当教室名が,循環器・腎臓内科学から,『循環器・腎臓・高血圧内科学』に 変わりました

2017.07.01
高血圧,脳心血管病,腎臓病の三つの病態は,病態機序のレベルで互いに密接に関連し,また,同じ患者さんに併存する場合も多いことが特徴です.
したがいまして,これら三つの病態は,一体的に”心血管腎臓病(病態連関病)”として捉えるべきであり,各病態に対する個別的対応とともに,”心血管腎臓病(病態連関病)”に対する包括的対応が極めて重要であると考えます.
当教室が目標として掲げる「”心血管腎臓病(病態連関病)”に克つための臨床・教育・研究・地域貢献・行政連携」をより明確にするためにも,今回教室名を変更いたしました

(2017年7月1日).

循環器・腎臓内科学(腎臓・高血圧内科)植田瑛子大学院生が、第93回神奈川腎研究会にて最優秀演題賞を受賞しました!

2017.06.07
平成29年5月20日に開催された第93回神奈川腎研究会において、循環器・腎臓内科学(腎臓・高血圧内科)植田瑛子大学院生の演題、「網状赤血球ヘモグロビンを用いたエリスロポイエチン反応性指標(ΔRetHb-ERI)の予後予測能の分析」が、見事最優秀演題賞に選ばれました。

神奈川人研究会HP: http://kanagawajin-kenkyukai.com/
循環器・腎臓内科学(腎臓・高血圧内科)植田瑛子大学院生が、第93回神奈川腎研究会にて最優秀演題賞を受賞しました!

速報! 循環器・腎臓内科学(腎臓・高血圧内科)小林 竜助教が、平成28年度大学院優秀論文賞、日本腎臓学会 平成29年度若手研究者賞(YIA)を受賞しました!!

2017.05.22
1)横浜市立大学大学院医学研究科 大学院優秀論文賞について:
横浜市立大学大学院医学研究科では,平成5年度から,当年度に博士課程を修了および修了予定の学位取得者の中から,特に優秀な業績をあげた学位取得者に対して「大学院優秀論文賞」を授与しています.

平成29年3月24日開催の横浜市立大学大学院医学研究科による学位記授与式において,賞状並びに副賞が授与されました.

2)日本腎臓学会 若手研究者賞(YIA)について:
日本腎臓学会YIA(Young Investigator Award,若手研究者賞)は腎臓領域における若手研究者の育成を目的に新しく設立された賞で,一定の条件(*)を満たした特に優れた論文の執筆者に授与される賞です.
今回の結果は,全国から応募があった多数の論文の中から,小林竜助教が平成29年3月に修了した本学病態制御内科学大学院生として行った研究の成果を発表した論文がこの賞を受賞するというすばらしい快挙です.

平成29年8月26日(土)東京医科歯科大学M&Dタワー鈴木章夫記念講堂にて日本腎臓学会主催の第39回腎臓セミナー・Nexus Japanが開催され,小林 竜助教が腎臓領域における優れた若手研究者に贈られるYIAの受賞記念講演を行う予定です(プログラム参照).
(注*,前年度に受理された腎臓領域の論文のうち,日本発の基礎・臨床を問わず,37歳以下の研究者を筆頭著者として発表された論文)

第39回腎臓セミナー・Nexus Japanプログラム:

受賞論文:
小林 竜 助教
An angiotensin II type 1 receptor binding molecule has a critical role inhypertension in a chronic kidney disease model.
Kobayashi R, Wakui H, Azushima K, Uneda K, Haku S, Ohki K, Haruhara K,Kinguchi S, Matsuda M, Ohsawa M, Toya Y, Nishiyama A, Yamashita A, Tanabe K,Maeshima Y, Umemura S, Tamura K.Kidney Int. 2017 May;91(5):1115-1125. doi: 10.1016/j.kint.2016.10.035.

プレスリリース:
「慢性腎臓病における高血圧発症のメカニズムを解明 〜疾患克服のための新たな高血圧治療の可能性〜」
(Web: http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/d0md7n0000000569-att/wakui20170110a.pdf)

関連リンク:
横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室
横浜市立大学大学院医学研究科 病態制御内科学
(Web: http://www.yokohama-medicine.org/greeting/index.html)

一般社団法人 日本腎臓学会
(Web: http://www.jsn.or.jp/)

第39回 腎臓セミナー・Nexus Japan 平成29年8月26日(土)
(Web: https://www.jsn.or.jp/topics/notice/_3269.php)』

全国では横浜市立大学附属病院においてのみ行われている先進医療B「閉塞性動脈硬化症 に対するLDLアフェレシス療法 (LETS-PAD 研究)」がマスコミに紹介されました!

2017.05.20
循環器・腎臓内科学教室 腎臓・高血圧内科/血液浄化センターによる,全国では横浜市立大学附属病院においてのみ行われている先進医療B「閉塞性動脈硬化症に対するLDLアフェレシス療法 (LETS-PAD 研究)」がマスコミに紹介されました!

 戸谷義幸血液浄化センター長,涌井広道講師,大澤正人客員研究員,植田瑛子大学院生,田村功一主任教授ら(腎臓・高血圧内科/血液浄化センター)による,全国で唯一,横浜市立大学附属病院でのみ行われている先進医療B「閉塞性動脈硬化症に対するLDLアフェレシス療法:正コレステロール血症を呈する従来治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するデキストラン硫酸カラムを用いたLDLアフェレシス療法(LETS-PAD 研究)*」が日刊ゲンダイに紹介されました

(注*,厚生労働省 先進医療B [2015年11月1日承認].LDLアフェレシス療法:閉塞性動脈硬化症(薬物療法に抵抗性を有するものであり、かつ、血行再建術及び血管内治療が困難なものであって、フォンタン分類2B度以上のものに限る)

 厚生労働省により2015年11月1日から認められている新規先進医療B「デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換(LDLアフェレシス)療法」は,公的医療保険が適応されない正コレステロール血症(コレステロール値が正常)の患者さんでも,動脈硬化を悪化させる原因(酸化ストレスの亢進,酸化型LDLコレステロールの増加,など)や血管内皮細胞機能障害を改善し,治療の困難な閉塞性動脈硬化症を長期的に改善できる可能性があり,全国でも横浜市立大学附属病院のみで行っている高度先進医療です
(附属病院先進医療紹介パンフレット,文献1−4)
 私どもの循環器・腎臓内科学教室では,横浜市立大学附属病院の循環器内科(循環器病センター)と腎臓・高血圧内科との一体的・包括的な診療による心血管腎臓病に対する効率的な高度専門医療体制を構築しており,本先進医療Bにおきましても,実施診療科は腎臓・高血圧内科ですが,循環器内科(循環器病センター)との緊密な連携のもと運営実施されています.
 LDLアフェレシス療法は,2本の留置針を使って患者さんの血管から脱血し,血漿分離膜で血球成分と血漿成分に分離し,選択吸着カラムにおいてLDLコレステロールなどを吸着除去します.
一回当たりの治療時間は血管の状態などによりますが約2〜4時間程かかり,ベッド上での安静が必要です.
スケジュールは計10回の治療を予定しており,1週間に1回もしくは2回の治療を行います(図1).
 



 紹介患者さんは,横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科「新患外来」, 「末梢動脈疾患先進医療」などにて対応いたしております
(担当:腎臓・高血圧内科: 植田瑛子,涌井広道,戸谷義幸,田村功一).
どうぞ間欠性跛行の症状がある閉塞性動脈硬化症の患者さんをご紹介ください.

紹介記事:
・“対象外”にも持続的効果 閉塞性動脈硬化症の新治療法とは
(日刊ゲンダイDIGITAL;Web: https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/205005).

・“対象外”にも持続的効果 閉塞性動脈硬化症の新治療法とは
(Yahooニュース;Web: http://u0u1.net/DBHU

・動脈硬化症の原因を取り除くLDL吸着療法が先進医療に
(NEWS ポストセブン;Web:http://www.news-postseven.com/archives/20161210_472742.html).

厚生労働省先進医療とは:
 先進医療の概要について(Web:
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/sensiniryo/
).

参考文献:
(文献1)
Tsurumi-Ikeya Y, Tamura K, Azuma K, Mitsuhashi H, Wakui H, Nakazawa I,
Sugano T, Mochida Y, Ebina T, Hirawa N, Toya Y, Uchino K, Umemura S.
Sustained inhibition of oxidized low-density lipoprotein is involved in the
long-term therapeutic effects of apheresis in dialysis patients.
Arterioscler Thromb Vasc Biol. 2010 May;30(5):1058-65. doi:
10.1161/ATVBAHA.109.200212.

(文献2)
Tamura K, Tsurumi-Ikeya Y, Wakui H, Maeda A, Ohsawa M, Azushima K, Kanaoka
T, Uneda K, Haku S, Azuma K, Mitsuhashi H, Tamura N, Toya Y, Tokita Y,
Kokuho T, Umemura S. Therapeutic potential of low-density lipoprotein
apheresis in the management of peripheral artery disease in patients with
chronic kidney disease. Ther Apher Dial. 2013 Apr;17(2):185-92. doi:
10.1111/j.1744-9987.2012.01149.x.

(文献3)
田村功一.慢性腎臓病と動脈硬化所見の特徴.特集: 慢性腎臓病と心血管系疾患.
日本内科学会雑誌.第105巻5号(2016年5月発行): 802-810, 2016.

(文献4)
田村功一,植田瑛子,大澤正人,菅野晃靖,戸谷義幸.閉塞性動脈硬化症に対するLDL吸着療法:正コレステロール血症を呈する従来治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するデキストラン硫酸カラムを用いたLDLアフェレシス療法(先進医療 B:LETS-PAD研究).
特集:わが国の心血管病に対する先進医療.循環器内科. 第80巻第4号(2016年10月発行):
270-274, 2016.

第6回臨床高血圧フォーラムにて,横須賀市民病院腎臓内科の下木原久美先生が,実地医療優秀賞を受賞されました

2017.05.15
平成29年5月13日-14日に開催された第6回臨床高血圧フォーラム(岡山コンベンションセンター)にて,当教室医局員である横須賀市民病院腎臓内科 下木原久美先生,済生会横浜市南部病院腎臓高血圧内科 小林雄祐博士らの研究発表が,実地医療優秀賞を受賞し表彰されました.

(演題名:中高年の生活習慣病患者において内臓脂肪型肥満を認めながらもBMI低値であることは動脈弾性低下,起立性低血圧のリスクである)


第6回臨床高血圧フォーラム:http://www.convention-w.jp/jshforum2017/
第6回臨床高血圧フォーラムにて,横須賀市民病院腎臓内科の下木原久美先生が,実地医療優秀賞を受賞されました

第6回臨床高血圧フォーラムにて,横浜市立大学附属病院臨床研修医の渡部衛先生(指導医:小林 竜助教)が優秀症例報告賞を受賞されました.

2017.05.15
平成29年5月13日-14日に開催された第6回臨床高血圧フォーラム(岡山コンベンションセンター)にて,横浜市立大学附属病院臨床研修医の渡部衛先生(指導医:小林 竜助教)が,昨年度の腎臓・高血圧内科研修中に経験した症例を報告し,優秀症例報告賞を受賞し表彰されました.

(演題名:降圧療法に難渋した抗結核薬加療中の悪性高血圧の一例)



第6回臨床高血圧フォーラム:http://www.convention-w.jp/jshforum2017/
第6回臨床高血圧フォーラムにて,横浜市立大学附属病院臨床研修医の渡部衛先生(指導医:小林 竜助教)が優秀症例報告賞を受賞されました.

教室説明会を開催します

2017.04.20
教室説明会を開催します。

詳細はこちらをご参照ください。

腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新致しました。

2017.04.14
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科のスタッフ名簿を更新致しました。

詳しくはこちら

循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。

2017.04.10
横浜市立大学附属病院 循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。

詳しくはこちら

循環器・腎臓内科学 (腎臓・高血圧内科) の小豆島健護博士, 大城光二大学院生, 涌井広道助教, 田村功一主任教授らGRが, 脂肪細胞機能制御による生活習慣病の新規治療の可能性を発表

2017.03.23
循環器・腎臓内科学 (腎臓・高血圧内科) の小豆島健護博士(*1),大城光二大学院生,涌井広道助教,田村功一主任教授ら研究グループGRが,脂肪組織における受容体結合蛋白(ATRAP)の意義に着目した,内臓脂肪型肥満・糖尿病など生活習慣病を抑制する新規治療の可能性を発表
〜『Journal of American Heart Association
(米国心臓病協会誌 AHA Journal)』に掲載〜


 横浜市立大学 学術院医学群 循環器・腎臓内科学 (腎臓・高血圧内科) の小豆島健護博士,大城光二大学院生,涌井広道助教,田村功一主任教授ら研究グループGRは,今までに生活習慣病の発症や進行に関わる蛋白質ATRAP(*2)が正常なマウスやヒトの脂肪組織に多く存在し,一方,生活習慣病にかかると脂肪組織内のATRAPが減少することを明らかにしています.
今回あらたに作成した脂肪細胞特異的ATRAP高発現マウスでは,高脂肪食での飼育下において内臓脂肪型肥満,インスリン抵抗性(糖尿病)などの生活習慣病が改善できることを証明し,その分子的機序についても詳細に明らかにしました.
*1: 現在,Senior Research Fellow, Duke-NUS Medical School として留学中 (Web: https://www.duke-nus.edu.sg)
*2: AT1受容体結合性低分子蛋白(AT1 receptor-associated protein; ATRAP)

1)本研究は、米学会誌『Journal of American Heart Association(米国心臓病協会誌 AHA Journal)』に掲載されました(米国時間3月6日付オンライン掲載; http://jaha.ahajournals.org/content/6/3/e004488.long).
“Adipocyte-Specific Enhancement of Angiotensin II Type 1 Receptor-Associated Protein Ameliorates Diet-Induced Visceral Obesity and Insulin Resistance. J Am Heart Assoc, 2017 Mar 6;6(3). pii: e004488. doi: 10.1161/JAHA.116.004488.”

2)本研究成果は、厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業),日本学術振興会(JSPS)科学研究費補助金,公益信託 循環器学研究振興基金研究助成,公益財団法人 上原記念生命科学財団研究奨励金,公益財団法人ソルト・サイエンス研究財団研究助成,公益財団法人 先進医薬研究振興財団 循環医学分野 若手研究者助成,公益財団法人 万有生命科学振興国際交流財団横浜総合医学振興財団(推進研究助成,わかば研究助成),などの研究補助金によるものです.
また,横浜市立大学 先端医科学研究センターが推進している「研究開発プロジェクト」の成果のひとつです.
循環器・腎臓内科学 (腎臓・高血圧内科) の小豆島健護博士, 大城光二大学院生, 涌井広道助教, 田村功一主任教授らGRが, 脂肪細胞機能制御による生活習慣病の新規治療の可能性を発表

峯岸慎太郎助教が,第30回日本心臓財団・バイエル薬品海外留学助成の助成対象者に選出されました.

2017.03.22
峯岸慎太郎助教が,公益財団法人日本心臓財団による第30回日本心臓財団・バイエル薬品 海外留学助成に選出されました.

平成29年3月19日(日)にANAクラウンプラザホテル金沢にて贈呈式が開催されました.






本研究助成は,日本心臓財団が日本循環器学会の後援のもと にバイエル薬品株式会社の協力を得て,わが国国民死因の約3割を占める心臓病・脳卒中・高血圧・動脈硬化症等の循環器疾患の制圧を目指して,独創性のある研究や萌芽的な研究を行う海外の研究機関等に留学する循環器領域の少壮研究者(40歳未満)を対象に行われるものです.

公益財団法人日本心臓財団のホームページ
http://www.jhf.or.jp/

循環器・腎臓内科学 田村功一主任教授が,国際高血圧学会誌Journal of HypertensionのEditorial Board Memberに就任しました

2017.02.25
田村功一 循環器・腎臓内科学 主任教授が,国際高血圧学会の学会誌でありますJournal of Hypertension (Official Journal of the International Society of Hypertension, European Society of Hypertension) のEditorial Board Memberに就任しました(2017年1月〜).
また,現在,田村功一主任教授は,国際腎臓学会のオープンアクセスジャーナル形式の新しい学会誌として2016年1月に発刊されましたKidney International Reports (Official Journal of the International Society of Nephrology)のEditorial Board Memberも発刊時から務めています.
このほか,日本高血圧学会の学会誌でありますHypertension Research (Official Journal of the Japanese Society of Hypertension),さらに,The American Journal of Cardiovascular Disease のEditorial Board Memberとなっています.

(参照)ジャーナルホームページ一覧:
Journal of Hypertension
(Web site: http://journals.lww.com/jhypertension/Pages/default.aspx)
Journal of Hypertension, Editorial Board
(Web site: http://journals.lww.com/jhypertension/Pages/editorialboard.aspx)

Kidney International Reports
(Web site: http://www.kireports.org)
Kidney International Reports, Editorial Board
(Web site: http://www.kireports.org/content/edboard)

Hypertension Research
(Web site: http://www.nature.com/hr/index.html)
Hypertension Research, Editorial Board
(Web site: http://www.nature.com/hr/about/index.html#Editors)

The American Journal of Cardiovascular Disease
(Web site: http://www.ajcd.us/index.html)
The American Journal of Cardiovascular Disease, Editorial Board
(Web site: http://www.ajcd.us/editorial_board.html)



峯岸慎太郎助教が,公益信託 循環器学研究振興基金の研究助成者に選出されました.

2017.02.21
峯岸慎太郎助教が,公益信託 循環器学研究振興基金の研究助成者に選出されました.

峯岸慎太郎助教,石上友章准教授らの研究【致死的不整脈とSCN5A-Nedd4-2系の電気的リモデリングに関する病態】が,公益信託 循環器学研究振興基金による平成28年度の研究助成に選出されました.

平成29年2月18日(土)に学士会館にて授与式が行われました.

この研究助成は,循環器学に関する研究に携わる人材の発掘育成を念頭に置き,循環器学域の進歩のために若手医学研究者(40歳以下)を対象に行われるものです.

三井住友信託銀行 公益信託ホームページ
http://www.smtb.jp/personal/entrustment/management/public/example/list.html

峯岸慎太郎助教が,公益信託 循環器学研究振興基金の研究助成者に選出されました.

全国では横浜市立大学附属病院においてのみ行われている先進医療B「閉塞性動脈硬化症 に対するLDLアフェレシス療法 (LETS-PAD 研究)」が紹介されました!

2017.01.23

戸谷義幸血液浄化センター長,涌井広道助教,大澤正人客員研究員,田村功一主任教授ら(腎臓・高血圧内科/血液浄化センター)による,全国では横浜市立大学附属病院においてのみ行われている先進医療 B「閉塞性動脈硬化症に対する LDL アフェレシス療法:正コレステロール血症を呈する従来治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するデキストラン硫酸カラムを用いた LDL アフェレシス療法(LETS-PAD 研究)*」が紹介されました.


(注*,厚生労働省 先進医療B [2015年11月1日承認].LDLアフェレシス療法:閉塞性動脈硬化症(薬物療法に抵抗性を有するものであり、かつ、血行再建術及び血管内治療が困難なものであって、フォンタン分類2B度以上のものに限る)

 厚生労働省により2015年11月1日から認められている新規先進医療B「デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換(LDLアフェレシス)療法」は,公的医療保険が適応されない正コレステロール血症(コレステロール値が正常)の患者さんでも,動脈硬化を悪化させる原因(酸化ストレスの亢進,酸化型LDLコレステロールの増加,など)や血管内皮細胞機能障害を改善し,治療の困難な閉塞性動脈硬化症を長期的に改善できる可能性があり,全国でも横浜市立大学附属病院のみで行っている高度先進医療です(文献1−4).
 
 私どもの循環器・腎臓内科学教室では,横浜市立大学附属病院の循環器内科と腎臓・高血圧内科との一体的・包括的な診療による心血管腎臓病に対する効率的な高度専門医療体制を構築しており,本先進医療Bにおきましても,実施診療科は腎臓・高血圧内科ですが,循環器内科との緊密な連携のもと運営実施されています.

 LDLアフェレシス療法は,2本の留置針を使って患者さんの血管から脱血し,血漿分離膜で血球成分と血漿成分に分離し,選択吸着カラムにおいてLDLコレステロールなどを吸着除去します.
一回当たりの治療時間は血管の状態などによりますが約2〜4時間程かかり,ベッド上での安静が必要です.
スケジュールは計10回の治療を予定しており,1週間に1回もしくは2回の治療を行います(図1).



 紹介患者さんは,横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科「新患外来」, 「末梢動脈疾患先進医療」などにて対応いたしております
(担当:腎臓・高血圧内科: 植田瑛子,涌井広道,戸谷義幸,田村功一).
どうぞ間欠性跛行の症状がある閉塞性動脈硬化症の患者さんをご紹介ください.


紹介記事:
 動脈硬化症の原因を取り除くLDL吸着療法が先進医療に
(NEWS ポストセブン;Web: http://urx.mobi/B90c).

厚生労働省:
 先進医療の概要について
(Web: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/sensiniryo/).

横浜市立大学先進医療推進センター:
 横浜市立大学附属病院での先進医療について
(Web: http://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/outline/approach/advance.html


循環器・腎臓内科学教室 小林竜院生, 涌井広道助教, 田村功一主任教授 らGRが,慢性腎臓病悪化の主役である高血圧発症の鍵となるメカニズムを解明!

2017.01.13
小林竜院生, 涌井広道助教, 田村功一主任教授らGRが,慢性腎臓病悪化の主役である高血圧発症の鍵となるメカニズムを解明!
〜慢性腎臓病克服のための新たな高血圧治療の可能性を提唱〜
〜国際腎臓学会誌『Kidney International』に掲載(米国1月10日オンライン)〜

横浜市立大学 大学院医学研究科医科学専攻博士課程4年の小林 竜医師と、学術院医学群 循環器・腎臓内科学の田村功一主任教授、涌井広道助教、小豆島健護博士、畝田一司助教ら(GR)は、慢性腎臓病で合併の多い高血圧が発症する仕組みを分子レベルで詳細に解明しました。

今回の研究成果は、腎臓病学分野の主要国際雑誌「Kidney International(国際腎臓学
会誌)」に掲載されました(米国1月10日オンライン)(掲載論文, Web:
http://www.kidney-international.org/article/S0085-2538(16)30650-0/fulltext
)。

詳細はこちら[pdf]

プレスリリース:http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/d0md7n0000000569-att/wakui20170110a.pdf

研究概要(横浜市立大学先端医科学研究センター):
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/2017011_wakui.html
循環器・腎臓内科学教室 小林竜院生, 涌井広道助教, 田村功一主任教授 らGRが,慢性腎臓病悪化の主役である高血圧発症の鍵となるメカニズムを解明!

小林雄祐博士が国際高血圧学会のJanuary 2017 New Investigator Spotlight of the Monthに選出されました。

2017.01.06
小林雄祐博士が国際高血圧学会のJanuary 2017 New Investigator Spotlight of the Monthに選出されました。

小林雄祐博士(横浜市立大学医学部 客員研究員、横須賀市立市民病院 腎臓内科)が国際高血圧学会(International Society of Hypertension)のJanuary 2017 New Investigator Spotlight of the Month(月毎に選ばれる注目する新しい研究者)に選出され、学会ホームページに写真付きインタビューが掲載されました。

International Society of Hypertension NEWS
http://ish-world.com/news/a/Yusuke-Kobayashi-interview-January-new-investigator-of-the-month/


小林雄祐博士が国際高血圧学会のJanuary 2017 New Investigator Spotlight of the Monthに選出されました。

小豆島健護博士が,横浜市立大学医学部医学科同窓会「倶進会」から第1回倶進会留学基金(若手留学援助)を受けました.

2016.12.02
小豆島健護博士が,倶進会から第1回倶進会留学基金(若手留学援助)を受けました.

本留学基金は,将来優秀な基礎研究者や臨床医を輩出することを目的に,若手会員の海外留学に対して倶進会より留学資金の援助を行うことが,今年度から新規事業として決定されたものです.

横浜市立大学医学部医学科同窓会「倶進会」
HP:http://www.gushinkai.org/




平成28年10月30日、倶進会たより153号を発行しました。
⇒会員限定ページをご覧ください。(2016.11.15) 倶進会留学基金 ...


小豆島健護博士が,住友生命福祉文化財団から海外医学研究助成を受けました.

2016.11.15
小豆島健護博士が,住友生命福祉文化財団から海外医学研究助成を受けました.
2016年10月31日に住友生命福祉文化財団本部にて贈呈式が開催されました.

本研究助成は,「生活習慣病等」に関する先進的研究を行うことを目的として,海外の大学および学術研究機関に留学する若手研究者を対象に行われるものです.

一般財団法人 住友生命福祉文化財団HP:http://www.ssj.or.jp

循環器・腎臓内科学教室 教室沿革を更新しました.

2016.11.01
循環器・腎臓内科学教室 教室沿革を更新しました.

循環器・腎臓内科学教室 主任教授の就任挨拶と教室の特色(研究・教育・ 臨床・協力施設等)を掲載しました


峯岸慎太郎助教が日本高血圧学会YIA最優秀賞を受賞しました.

2016.10.21
峯岸慎太郎助教が平成28年9月30日〜10月2日に行われた第39回日本高血圧学会総会(仙台)において,Young Investigator’s Award (YIA)最優秀賞を受賞し、表彰されました.

今回の受賞研究内容の一部は,Scientific Reportsに論文発表として掲載されました(Minegishi S, Ishigami T, et al. An isoform of Nedd4-2 is critically involved in the renal adaptation to high salt intake in mice. Sci Rep. 2016 Jun 3;6:27137. doi: 10.1038/srep27137. ).
http://www.nature.com/articles/srep27137

この賞は独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的としており,国内で行われた高血圧学に関する研究でこの1年間に発表された優秀論文のfirst authorで40歳未満の個人に贈られるものです.

日本高血圧学会は,1978年に金子好宏氏(本学名誉教授)によって創設され,高血圧を中心とする研究,啓蒙活動,学術集会の開催,ガイドライン策定などを通じて国民の健康増進に大きく寄与してきた学会です.

研究概要:http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/ishigami_2016_06.html

第39回日本高血圧学会総会:http://www.congre.co.jp/39jsh/

峯岸慎太郎助教が日本高血圧学会YIA最優秀賞を受賞しました.

本学医学科4年岸尾望さんが日本高血圧学会YIP最優秀賞を受賞しました。

2016.10.21
本学医学部医学科4年生 岸尾望さんが,当教室の本年度リサーチクラークシップでの研究成果の一部を,第39回日本高血圧学会(平成28年09月30-10月2日,仙台国際センター)において発表し,「Young Investigator’s Promotion(YIP)」企画において最優秀賞を受賞しました.
(演題名:C57BL/6 野生型マウスにおけるアンジオテンシンII刺激によるインスリン抵抗性の検討および1型アンジオテンシンII受容体結合因子(ATRAP)の脂肪組織特異的高発現マウスの作製)

この企画は若手研究者(40歳以下)の研究奨励,育成を目的として,この1年間に国内で発表された高血圧学に関する研究について,前向きで発展的な討論を行い,プレゼンテーション力および将来の研究への展望力,実行力を評価されるものです.


第39回日本高血圧学会総会:http://www.congre.co.jp/39jsh/

倶進会たより153号掲載記事
本学医学科4年岸尾望さんが日本高血圧学会YIP最優秀賞を受賞しました。

小林雄祐博士が国際高血圧学会Austin Doyle Awardを受賞しました。

2016.10.19
小林雄祐博士(横浜市立大学医学部客員研究員、横須賀市立市民病院腎臓内科)が平成28年9月24日〜29日に行われた第26回国際高血圧学会(The 26th Scientific meeting of the International Society of Hypertension: Seoul)においてAustin Doyle Awardを受賞し、表彰されました。

Austin Doyle Awardは、2年に1度開催される国際高血圧学会において、最も優秀な独創性のある臨床研究発表を行った若手研究者に与えられる賞です。

第26回国際高血圧学会HP:http://www.ish2016.org/
International society of hypertension news (受賞に関する報告):
http://ish-world.com/news/a/Congratulations-to-the-ISH-2016-Award-Winners/
小林雄祐博士が国際高血圧学会Austin Doyle Awardを受賞しました。

田村功一准教授が主任教授に就任しました。

2016.10.01
田村功一准教授が主任教授に就任しました。

教室説明会の開催概要を更新しました

2016.09.14
以下のとおり、教室説明会を開催します。


■第1回 2016年6月2日(木) 19:00〜
    横浜市立大学附属病院4階 第2・第3会議室

■第2回 2016年6月30日(木) 19:00〜
    横浜市立大学附属市民総合医療センター 2階会議室

■第3回 2016年7月7日(木) 19:00〜
    横浜市立大学医学部臨床研究棟2階A202室

■第4回 2016年10月6日(木) 19:00〜
    横浜市立大学医学部臨床研究棟2階A202室



詳しくはこちら

細田順也助教、石川利之診療教授ら(循環器内科・不整脈研究グループ)が、ユーロペースに4大会連続で研究成果を発表しました。

2016.06.28
細田順也助教、石川利之診療教授ら(循環器内科・不整脈研究グループ)が、循環器内科不整脈領域ではヨーロッパで最も大きな学術集会であるユーロペースにて、4大会連続(2016年(Cardiostimとの合同開催)、2015年、2013年、2011年)で研究成果の発表を行いました。

「末梢動脈疾患先進医療外来」を開始しました(先進医療B(新規技術))

2016.05.18
腎臓・高血圧内科,血液浄化センターでは,厚生労働省の先進医療B(新規技術)として,「正コレステロール血症を呈する従来治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するデキストラン硫酸カラムを用いたLDLアフェレシス療法」を行っています(『「末梢動脈疾患先進医療外来(毎週水曜日,木曜日)」を開始しました).

 平成27年11月1日,病態制御内科学/循環器・腎臓内科学と附属病院血液浄化センター,次世代臨床研究センター(Y-NEXT)らの研究チームによるトランスレーショナルリサーチ「正コレステロール血症を呈する従来治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するデキストラン硫酸カラムを用いたLDLアフェレシス療法」が,厚生労働省の先進医療B(新規技術)に承認されました.
 本先進医療では,既存の治療が困難である,あるいは既存の治療抵抗性であり,200 m以下の歩行による下肢疼痛の出現(間歇性跛行),安静時疼痛,潰瘍や壊疽などのフォンタンIIB以上の症状が認められる一方,LDLアフェレシスの保険適応とならない,高(LDL)コレステロール血症を認めない治療抵抗性の閉塞性動脈硬化症を対象としています.
 高(LDL)コレステロール血症は動脈硬化の最大の危険因子とされています.本先進医療に用いるリポソーバーLA-15システムは,日本国内で開発された医療機器で1986年に家族性高(LDL)コレステロール血症に保険適応となり,薬物治療によってもコレステロールが低下しない高(LDL)コレステロール血症を対象に治療が行われてきました.その後1992年に閉塞性動脈硬化症,巣状糸球体硬化症ともに高(LDL)コレステロール血症を呈する場合に保険適応となり今日に至っており,実績がある治療法です.一方,維持血液透析患者では,高(LDL)コレステロール血症を呈しなくとも治療抵抗性の難治性かつ重症の閉塞性動脈硬化症が多く,薬物療法,血管外科的治療が無効であり下肢切断術を施行せざるを得なくなり患者のQOLと予後が著しく阻害されることが少なくありません.このような維持血液透析患者の治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対しては,以前から,高(LDL)コレステロール血症が認められない場合にも,デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換療法(LDLアフェレシス)が施行されて複数の小規模臨床研究にて有効性が報告され,また,臨床的にも試験的に施行されてきました.
 本附属病院腎臓・高血圧内科,血液浄化センターでは,2003年からトランスレーショナルリサーチを開始し,まず,維持血液透析患者の治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するLDLアフェレシスの効果が治療開始前の血中(LDL)コレステロール値に依存せず,高(LDL)コレステロール血症が認められなくともLDLアフェレシスが長期的な治療効果(最大歩行距離の延長,足関節上腕血圧比(ABI)の改善)をもたらすことを明らかにしました.さらに,血管内皮特異的NO合成酵素の活性化を介した血管内皮細胞機能の改善がLDLアフェレシスによる治療効果に重要であることを世界で初めて明らかにし,独創性の高い研究成果として米国心臓病協会 (American Heart Association, AHA) 刊行の一流国際学術誌Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology に発表しました.
 上記の成果により,今回,本附属病院腎臓・高血圧内科,血液浄化センターによる,血液透析患者に限らず,高(LDL)コレステロール血症を認めない正コレステロール血症の治療抵抗性の閉塞性動脈硬化症患者を対象としたLDLアフェレシス治療が,厚生労働省により新規の先進医療B技術として全国で初めて認可され [該当先進医療名称:LDLアフェレシス療法 閉塞性動脈硬化症(薬物療法に抵抗性を有するものであり,かつ,血行再建術及び血管内治療が困難なものであって,フォンタン分類IIB度以上のものに限る],算定開始年月日:平成27年11月1日),医学的にも当療法の先進性と有効性が認められました.現在は全国で本附属病院のみで行われております.
 本治療法は,保険適応が認められない,高(LDL)コレステロール血症を認めない正コレステロール血症の治療抵抗性の閉塞性動脈硬化症を対象としています.
 LDLアフェレシスによる治療の具体的な方法は,LDLアフェレシス専用機器を用い原則として前腕上腕血管(動脈,静脈),内シャント血管から17Gの留置針にて脱血(50~100ml/分)し,血漿分離膜にて血球成分と血漿成分に分離し,選択吸着カラムにて(LDL)コレステロールなどを選択的に吸着除去します(図1).

図1:LDLアフェレシス療法の回路図

 LDLアフェレシスの一回当たりの治療時間は約2-4時間程度かかり,ベッド上での安静が必要です.LDLアフェレシスの治療スケジュールは,計10回の治療を予定しており,1週間に1回もしくは2回のLDLアフェレシス治療を行いますが,治療頻度は血液浄化センターの状況などにより変わります.また,血液透析患者の場合には,LDLアフェレシス治療を血液透析日に施行するか非透析日に施行するかにつきましても,血液浄化センターの状況などにより変わります.
 今回の先進医療Bの実施にあたりまして,附属病院腎臓・高血圧内科/血液浄化センターでは『「末梢動脈疾患先進医療外来(毎週水曜日,木曜日)」を開始しています. 病態制御内科学/循環器・腎臓内科学/附属病院腎臓・高血圧内科/血液浄化センターでは,高血圧,慢性腎臓病,および末梢動脈疾患を含む心血管合併症の治療に積極的に取り組んでいます.附属病院循環器内科とも緊密に連携しながら最先端の医療を提供することで,これらの疾患で苦しむ方々のためにお役に立てるよう日々奮闘しています.


附属病院 腎臓・高血圧内科の紹介はこちら.
http://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/kidney.html

厚生労働省 先進医療の紹介はこちら.
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html

「末梢動脈疾患先進医療外来」を開始しました(先進医療B(新規技術))

腎臓高血圧内科スタッフ名簿を更新しました。

2016.05.10
腎臓高血圧内科スタッフ名簿を更新しました。

詳しくはこちら

循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。

2016.04.20
横浜市立大学附属病院 循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。
詳しくはこちら

涌井広道助教が,上原記念生命科学財団から研究奨励金を受けました.

2016.03.25
涌井広道助教が,公益財団法人 上原記念生命科学財団から研究奨励金を受けました.
本年3月,大正製薬本社 上原記念ホールにて,贈呈式が開催されました.

上原記念生命科学財団HP:http://www.ueharazaidan.or.jp/index.html

小豆島健護博士が,公益信託 循環器学研究振興基金の研究助成者に選出されました.

2016.02.27
小豆島健護博士が,公益信託 循環器学研究振興基金の研究助成者に選出されました.

小豆島健護博士,田村功一准教授ら(GR)の心血管病の新規バイオマーカーに関する研究が,公益信託 循環器学研究振興基金による平成27年度の研究助成に選出されました.

平成28年2月20日(土)に学士会館にて授与式が行われました.

この研究助成は,循環器学に関する研究に携わる人材の発掘育成を念頭に置き,循環器学域の進歩のために若手医学研究者を対象に行われるものです.

三井住友信託銀行 公益信託ホームページ
http://www.smtb.jp/personal/entrustment/management/public/example/list.html

のう胞腎外来 木曜日午後(要紹介状)

2016.02.01
※火・水・金曜日午前中は紹介状なしで通常の腎臓・高血圧内科 新患外来にて受診できます.

多発性のう胞腎が難病助成対象疾患に含まれたこと、そして多発性のう胞腎に対する治療薬が発売されたことにより、2015年7月より開設しました。

◆ 多発性のう胞腎と合併症
多発性のう胞腎とは、腎臓に多数ののう胞ができ(図1)、腎機能低下を引き起こし、70歳頃までに約半数の患者さんが末期腎不全に至ると言われております。また、様々な合併症をきたす疾患のため(図2)、早期に治療する必要があります。


★ 多発性のう胞腎に関する詳しい情報に関しましては、下記のサイトをご参照下さい。
http://www.adpkd.jp/

◆ 遺伝カウンセリング
多発性のう胞腎は遺伝性の疾患です。
遺伝カウンセリングも当院では診療可能ですので、ご心配な方は担当医にご相談ください。
なお、遺伝カウンセリングは自費診療となります。

※遺伝子診療部による外来は下記の通りです。
 ・毎週金曜日午後
 ・予約制:045-787-2692
 ・初回 5,390円/1時間



梅村 敏 教授 最終講義のご案内

2016.01.14
このたび梅村敏教授が平成28年3月末日をもって、ご定年にて退職されることとなりました。
長年にわたる教育・診療・研究の各分野での多大なご貢献に心より敬意を表し、
横浜市立大学における最終講義を下記の通り開催致します。

日時:平成28年2月12日(金) 14:30〜16:15
会場:横浜市立大学医学部 ヘボンホール
演題:『グレートジャーニー“高血圧”の旅&横浜市大47年』

ご多用中の折とは存じますが、ご出席賜りますようご案内申し上げます。
(聴講を希望される方は、当日直接会場へお越しください)

大学HP:http://www.yokohama-cu.ac.jp/academics/icas/h27saishukougi.html

畝田一司院生が日本高血圧学会YIA優秀賞を受賞しました.

2015.10.21
畝田一司院生(研究指導者:循環器・腎臓内科学 田村功一准教授,梅村敏教授)が,第38回日本高血圧学会において「アンジオテンシン受容体結合因子ATRAP/Agtrapを介した腎尿細管機能制御による食塩感受性高血圧の抑制」の研究成果によりYoungInvestigator’s Award優秀賞を受賞しました.

平成27年10月9日(金)に開催された総会にて授賞式が行われました.

この賞は独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的としており,国内で行われた高血圧学に関する研究でこの1年間に発表された優秀論文のfirst authorで40歳未満の個人に贈られるものです.

日本高血圧学会は,1978年に金子好弘氏(本学名誉教授)によって創設され,高血圧を中心とする研究,啓蒙活動,学術集会の開催,ガイドライン策定などを通じて国民の健康増進に大きく寄与してきた学会です.


第38回日本高血圧学会:http://www.congre.co.jp/38jsh/

Journal of the American Heart Association (米国心臓病協会誌 AHA Journal) :
http://jaha.ahajournals.org/

石川利之准教授が,Journal of Arrhythmia誌のBest Reviewer Award 2014を受賞いたしました.

2015.09.18
石川利之准教授が,Journal of Arrhythmia誌のBest Reviewer Award 2014を受賞いたしました.
本邦の不整脈領域の唯一の英文投稿誌である,日本不整脈学会発行「Journal of Arrhythmia」に対する最も多大な貢献が認められ,2014年最優秀査読賞として表彰されました.

第4回臨床高血圧フォーラムにおいて実地医療優秀賞を受賞しました

2015.05.28
杉浦康之研修医(横須賀市立市民病院)、小林雄祐博士(横浜市立大学 医学部 客員研究員, 腎臓・高血圧ゲノム研究グループ, 横須賀市立市民病院)らの研究発表が、第4回臨床高血圧フォーラムにおいて実地医療優秀賞を受賞し、表彰されました。小林雄祐博士は2年連続での同賞受賞となりました。

第4回臨床高血圧フォーラム ホームページ
http://www.congre.co.jp/jshforum2015/
第4回臨床高血圧フォーラムにおいて実地医療優秀賞を受賞しました

教室説明会を開催します

2015.05.14
以下のとおり、教室説明会を開催します。


■第1回 2015年7月16日(木) 19:00〜
    横浜市立大学医学部 臨床研究棟2階 A202 会議室

■第2回 2015年9月24日(木) 19:00〜
    横浜市立大学附属市民総合医療センター 2階会議室

■第3回 2015年10月1日(木) 19:00〜
    横浜市立大学附属病院4階 第2・第3会議室


詳しくはこちら

腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新致しました。

2015.04.23
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新致しました。

詳しくはこちら

循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。

2015.04.09
横浜市立大学附属病院 循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。

詳しくはこちら

細田順也助教,石川利之准教授ら(循環器内科・不整脈研究グループ)の研究成果が,Circulation Journal誌に2年連続で掲載されました.

2015.03.06
細田順也助教,石川利之准教授ら(循環器内科・不整脈研究グループ)が行いました,植込み型心臓デバイス留置側における鎖骨を乗り越える表在血管発達の臨床意義に関する研究の成果が2014年8月付で,また,ペースメーカー植込み後の洞不全症候群患者における心内心電図の解析と房室ブロックの進展に関する研究の成果が2015年6月付で,いずれも『Circulation Journal誌』に掲載されました.

Circulation Journalのウェブサイト:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/circj

涌井広道助教が,公益財団法人 先進医薬研究振興財団 循環医学分野 若手研究者助成の助成者に決定しました.

2014.12.16
涌井広道助教,田村功一准教授ら(GR)のレニン-アンジオテンシン系受容体活性制御機構に関する研究が,公益財団法人 先進医薬研究振興財団による平成26年度(第13回)循環医学分野 若手研究者助成に選出されました.

この研究助成は,国民の医療と保健に貢献することを目的とした,循環障害に起因する諸疾患に関する先進的な研究に対して交付されるものです.

先進医薬研究振興財団ホームページ
http://www.mt-pharma.co.jp/zaidan/index.html

涌井広道助教が,Banyu Foundation Research Grant 2014を受賞しました.

2014.11.15
涌井広道助教,田村功一准教授ら(GR)の生活習慣病の発症や進行に関わるタンパク質ATRAP/Agtrapに関する研究が,万有生命科学振興国際交流財団による研究助成Banyu Foundation Research Grant 2014−生活習慣病領域−の受賞者に決定しました.
本年11月3日(月・祝)に授与式が行われました.

http://www.banyu-zaidan.or.jp/research/lrd/2014igaku_jyusyo.html

本研究助成は,生活習慣病領域の疾病の原因解明と新たな治療法の開発に関する先端的な研究に対して交付されるものです.

大澤正人助教が日本高血圧学会YIA最優秀賞を受賞しました.

2014.11.12
本学循環器・腎臓内科学 梅村敏教授会長のもとパシフィコ横浜にて開催されました,第37回日本高血圧学会(平成26年10月17-19日)におきまして,審査の結果,大澤正人助教(研究指導者:循環器・腎臓内科学 田村功一准教授,梅村敏教授)が,「受容体結合因子ATRAP/Agtrapを介した腎尿細管機能制御と血圧調節」の研究成果により,Young Investigator’s Award (YIA)最優秀賞を受賞しました.
平成26年10月18日(土)に開催された総会にて授賞式が行われました.

この賞は独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的としており,国内で行われた高血圧学に関する研究でこの1年間に発表された優秀論文のfirstauthorで40歳未満の個人に贈られるものです.

日本高血圧学会は,1978年に金子好弘氏(本学名誉教授)によって創設され,高血圧を中心とする研究,啓蒙活動,学術集会の開催,ガイドライン策定などを通じて国民の健康増進に大きく寄与してきた学会です。

今回の受賞研究内容の一部は,Kidney International(国際腎臓学会誌)の9月号に論文発表として掲載されました(Ohsawa M, Tamura K, Wakui H, et al. Deletion of the angiotensin II type 1 receptor-associated protein enhances renal sodium reabsorption and exacerbates angiotensin II-mediated hypertension. Kidney Int. 2014 Sep;86(3):570-81. doi: 10.1038/ki.2014.95.).

循環器・腎臓内科学 田村功一准教授,涌井広道助教,大澤正人助教らの研究グループ(GR)は,今回,腎尿細管において高い発現が認められるATRAP/Agtrapの機能的意義に着目し,標的遺伝子組み換え法により全身性にATRAP/Agtrapを欠損させたATRAP/Agtrap欠損マウスを作成いたしました.
そして,生体においてATRAP/Agtrapの欠損が受容体情報伝達系の生理的活性には影響を与えない結果,臓器の形態形成や生理的循環機能制御などには変化がみられない一方,慢性的な病的環境下での受容体情報伝達系過剰活性化による循環制御異常(高血圧や関連の臓器障害など)が増悪することを明らかにしました.
研究グループはこれまでの研究において,ヒトの慢性糸球体腎炎(IgA腎症)においても正常者では高発現が認められる腎尿細管でのATRAP/Agtrapの発現が,腎障害の進展にともない減少していく減少がみられることを明らかにしています.
これらの結果は,腎尿細管でのATRAP/Agtrapが生体において慢性の病的刺激環境下での高血圧や腎障害を抑制しうる内在性の新規システムとして機能している可能性を強く示唆する成果と考えられます.

なお,本研究成果の一部について,大澤正人助教が,本年6月13日〜16日にイタリア、アテネで開催された第25回国際高血圧学会/第24回欧州高血圧学会(ISH/ESH 2014 - 25th Scientific Meeting of the ISH (joint with ESH))で報告し,The New Investigator Committee Poster Award, FinalistおよびISH/ESH Investigator Grantに選出されました.

研究概要:http://www.yokohama-medicine.org/news/index.html#20140508093557

第37回日本高血圧学会総会:http://www.congre.co.jp/37jsh/

KidneyInternational(国際腎臓学会誌)のウェブサイト:http://www.nature.com/ki/index.html

第25回国際高血圧学会/第24回欧州高血圧学会のウェブサイト:http://www.hypertension2014.org

# 本研究成果は,厚生労働省「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業」,日本学術振興会,日本老年医学会,ソルト・サイエンス研究財団などの研究助成によるものです.

小林雄祐博士(横浜市立大学 医学部 客員研究員,腎臓・高血圧ゲノム研究グループ)が第3回臨床高血圧フォーラムにおいて実地医療優秀賞を受賞しました.

2014.07.07
小林雄祐博士が第3回臨床高血圧フォーラム(5月24日〜5月25日,広島)において,起立性低血圧に関わる動脈弾性指標CAVIと自律神経反応性に関する発表を行い,実地医療優秀賞を受賞し,表彰されました.

第3回臨床高血圧フォーラム:http://www.med-gakkai.org/jshforum2014/

小林雄祐博士(横浜市立大学 医学部 客員研究員,腎臓・高血圧ゲノム研究グループ)が第3回臨床高血圧フォーラムにおいて実地医療優秀賞を受賞しました.

教室説明会を開催します

2014.06.28
以下のとおり、教室説明会を開催します。


■第1回 2014年 7月3日 (木) 19:00〜
    横浜市立大学医学部 臨床研究棟2階 A202 会議室


■第2回 2014年8月27日(水) 19:00〜
    横浜市立大学市民総合医療センター 2F会議室


■第3回 2014年9月18日(木) 19:00〜
    横浜市立大学医学部 臨床研究棟2階 A202 会議室

詳しくはこちら

藤原亮博士,平和伸仁准教授ら(腎臓・高血圧ゲノム研究グループ)の研究成果が,Journal of Hypertension誌に掲載されました(病態制御内科学 梅村内科)

2014.06.19
藤原亮博士,平和伸仁准教授ら(腎臓・高血圧ゲノム研究グループ)が行いましたATP2B1遺伝子と高血圧に関する基礎研究の成果が,『Journal of Hypertension誌(国際高血圧学会誌)』に掲載されました(2014年5月6日付Epub).

研究グループは,ゲノムワイド関連解析(GWAS)により新規高血圧候補遺伝子であるATP2B1遺伝子を2008年から発見・報告してきました.
ATP2B1遺伝子は最も有力な高血圧候補遺伝子の一つとして,近年世界中で研究が行われています.
その中でも,グループは世界で初めて生体レベル(血管平滑筋特異的ノックアウトマウス)でATP2B1遺伝子と高血圧の関連を報告し,多数の論文に引用されています.
今回は,全身におけるATP2B1遺伝子の血圧への影響を明らかにするため,ATP2B1遺伝子の全身のヘテロノックアウトマウスを作成し,改めて血圧が上昇することを明らかにしました.
今後ATP2B1遺伝子と高血圧の関連について,より詳細なメカニズムを明らかにすることで,高血圧治療のテーラーメード医療(オーダーメイド医療)への実践など,ヒトへの臨床応用が期待されます.

Journal of Hypertension(国際高血圧学会誌)のウェブサイト:
http://journals.lww.com/jhypertension/pages/default.aspx

横浜市立大学附属病院 循環器内科スタッフ名簿を更新致しました

2014.05.10
横浜市立大学附属病院 循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。

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大澤正人助教,田村功一准教授ら(GR)の研究成果がKidney International誌に掲載されました.

2014.05.08
大澤正人助教,田村功一准教授らの研究グループ(GR)が行ないましたAT1受容体結合蛋白 ATRAP(AT1 receptor-associated protein)の血圧調節に関する研究成果が,『Kidney International誌(国際腎臓学会誌)』に掲載されました(2014年4月2日付 Epub).


研究グループは,ATRAP欠損マウスでは,正常マウスと比較して定常状態では特に違いを認めないにもかかわらず, 病的刺激下では腎尿細管におけるナトリウム再吸収増加を介した高血圧の増悪および高血圧性臓器障害の進展が認められることを明らかにしました.

生体においてATRAPは,生理的なAT1受容体情報伝達系活性には影響を与えずに,病的刺激下で生じるAT1受容体系の過剰活性化を抑制することで,高血圧の発症を抑制する新規システムとして機能している可能性があり,今後ATRAPが高血圧や高血圧性臓器障害における新規治療やリスク診断に応用されることが期待されます.

Kidney International(国際腎臓学会誌)のウェブサイト:
http://www.nature.com/ki/index.html

*本研究は,厚生労働省「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業」,日本老年医学会,日本学術振興会などの研究補助金により行われました.
また,横浜市立大学先端医科学研究センターが推進している「研究開発プロジェクト」の成果のひとつです.

腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新致しました.

2014.04.07

横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新致しました.

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涌井広道助教が,日本循環器学会 臨床研究奨励賞を受賞しました.

2014.04.04
涌井広道助教が,第78回日本循環器学会学術集会において,腎血管性高血圧による蛋白尿出現のメカニズムについて報告し,循環器臨床研究奨励賞(症例報告部門 優秀賞)を受賞しました.
2014年3月22日に開催された総会にて授賞式が行われました.
この賞は,国内外における循環器病学に関する論文(症例報告)でこの1年間に発表されたもののうち,循環器臨床への貢献度が高く,オリジナリティ・クオリティが優れたものに贈られる賞です.

循環器臨床研究奨励賞:http://www.j-circ.or.jp/gaiyou/award/rinsho.htm

第78回日本循環器学会学術集会:http://www2.convention.co.jp/jcs2014/

石川利之准教授が、日本心臓財団・日本循環器学会発行「心臓」の2013年度優秀査読 賞を受賞いたしました。

2014.02.13
石川利之准教授が、日本心臓財団・日本循環器学会発行「心臓」の2013年度優秀査読賞を受賞いたしました。
循環器領域の唯一の和文投稿誌である日本心臓財団・日本循環器学会発行「心臓」に対する最も多大な貢献が認められ、2013年度優秀査読賞として表彰されました。
石川利之准教授が、日本心臓財団・日本循環器学会発行「心臓」の2013年度優秀査読 賞を受賞いたしました。

日本高血圧学会総会、日本心血管内分泌代謝学会学術総会を開催いたします。

2014.01.08
梅村 敏教授が会長を務め、第37回日本高血圧学会総会、第18回日本心血管内分泌代謝学会学術総会を開催いたします。


第37回 日本高血圧学会総会
会期:2014(平成26年)10月17日(金)〜10月19日(日)
会場:パシフィコ横浜
会長:梅村 敏 (横浜市立大学医学部 循環器・腎臓内科学教室 教授)

公式HPはこちら:http://www.congre.co.jp/37jsh/


第18回 日本心血管内分泌代謝学会学術総会
会期:2014(平成26年)11月21日(金)〜11月22日(土)
会場:横浜市開港記念会館
会長:梅村 敏 (横浜市立大学医学部 循環器・腎臓内科学教室 教授)
副会長:木村一雄 (横浜市立大学附属市民総合医療センター 心血管センター 教授)

公式HPはこちら:http://www.mtoyou.jp/cvem18/


当教室をあげて鋭意準備中です。

涌井広道助教が日本高血圧学会YIA優秀賞を受賞しました.

2013.11.11
涌井広道助教が,第36回日本高血圧学会総会において,「アンジオテンシン受容体結合分子に着目した病的刺激下における血圧調節」の研究成果によりYoung Investigator’s Award優秀賞を受賞しました.
平成25年10月25日(金)に開催された総会にて授賞式が行われました.
この賞は独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的としており,国内で行われた高血圧学に関する研究でこの1年間に発表された優秀論文のfirst authorで40歳未満の個人に贈られるものです.
日本高血圧学会は,1978年に金子好弘氏(本学名誉教授)によって創設され,高血圧を中心とする研究,啓蒙活動,学術集会の開催,ガイドライン策定などを通じて国民の健康増進に大きく寄与してきた学会です.

細田順也助教、石川利之准教授らが、ベネチア国際不整脈学会にてアジア最優秀演題賞(Best Abstract Award for Asia)を受賞しました。

2013.11.06
細田順也助教、石川利之准教授らが、2013年10月27日〜29日にイタリア・ベネチアで行われたベネチア国際不整脈学会(Venice Arrhythmia 2013)にて、植込み型心臓デバイス留置側における鎖骨を乗り越える表在血管発達の臨床意義に関する発表を行い、アジア最優秀演題賞(Best Abstract Award for Asia)を受賞しました。




涌井広道助教,出島徹博士,田村功一准教授ら(GR)の研究成果がCardiovascular Research誌 (ヨーロッパ心臓病学会誌)に掲載されました

2013.11.05
涌井広道助教,出島徹博士,田村功一准教授ら(GR)の研究成果がCardiovascular Research誌 (ヨーロッパ心臓病学会誌)に掲載されました
(Wakui H, Dejima T, Tamura K, et al. Activation ofangiotensin II type 1 receptor-associated protein exerts an inhibitory effect on vascular hypertrophy and oxidative stress in angiotensin II-mediated
hypertension. Cardiovas Res.
2013年11月4日Epub).

概要:
酸化ストレスとは,生体において活性酸素種による酸化反応と抗酸化防御機構のバランスが崩れ,酸化に傾いた有害な状態と定義されます.
ヒトはエネルギーとして酸素を利用するために1日に1万リットル以上もの空気を吸いますが,そこで取り込まれた酸素のうち数%が活性酸素へと変化し,抗酸化システムで処理できない酸化ストレスは組織を障害して動脈硬化などの原因となります.

動脈硬化の主な危険因子として肥満,高血圧,糖尿病,脂質異常症,喫煙などが知られていますが,いずれの危険因子も生体の酸化ストレスを増大させることが明らかにされています.
したがって,動脈硬化の予防・治療には組織局所での酸化ストレスを効率的に抑制することが重要であるといえます.

研究グループ(GR)は,動脈硬化増悪因子受容体結合蛋白ATRAPを,マウスの大動脈やラット血管平滑筋細胞において高発現させると,病的刺激によって引き起こされる組織局所での酸化ストレスが抑制され,動脈硬化が抑制されることを明らかにしました.

Cardiovascular Research誌のウェブサイトはこちら:
http://cardiovascres.oxfordjournals.org/

*本研究は,厚生労働省「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業」,日本老年医学会,日本学術振興会などの研究補助金により行われました.
また,横浜市立大学先端医科学研究センターが推進している「研究開発プロジェクト」の成果のひとつです.
涌井広道助教,出島徹博士,田村功一准教授ら(GR)の研究成果がCardiovascular Research誌 (ヨーロッパ心臓病学会誌)に掲載されました

田村功一准教授らの研究グループ(GR)が,漢方薬が食欲増進ホルモンのグレリンを低下させ食欲を抑制することを発見しました.

2013.10.11
田村功一准教授らの研究グループ(GR)が,漢方薬が食欲増進ホルモンのグレリンを低下させ食欲を抑制することを発見しました.

小豆島健護院生,田村 功一 准教授ら(GR)は,内蔵脂肪型肥満・糖尿病・高血圧を呈する生活習慣病マウスを用いて,漢方薬による生活習慣病の改善効果の作用メカニズムについて検討した結果,漢方薬が脂肪細胞機能を改善し,近年食欲増進ホルモンとして注目されているグレリン(主に胃で産生され食欲中枢に強く作用し摂食行動を促すホルモン)を抑制することで食事量を減少させ,肥満を防ぐ効果を発揮するメカニズムを解明しました(図参照).




※本研究は、米国科学誌『PLOS ONE』に掲載されました(米国時間10 月9 日付オンライン掲載).

漢方薬は日本の日常診療で様々な疾患に対して処方される機会が多いものの、その作用メカニズムは大部分が不明のままです。
本研究は肥満症に処方されることが多い漢方薬の、抗肥満効果の新規メカニズムの一端を解明したものであり、今後、統合医療(東洋医療と西洋医療の併用療法)が内蔵脂肪型肥満を呈する生活習慣病をより効率的に治療できる可能性を示唆した画期的な成果です。



記者発表資料はこちら[ PDF ]

横浜市立大学 先端医科学研究センターの紹介はこちら:
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/131007.html

論文掲載 URL:http://dx.plos.org/10.1371/journal.pone.0075560


※本研究成果は、厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)による研究助成を受けて、肥満合併高血圧に対する統合医療(東洋医療と西洋医療の併用療法)の効果を検討する研究である、Yokohama Combined Treatment With Oriental Herb Randomized Efficacy On Obesity Hypertension Study(Y-CORE Study)によるものです。
また、横浜市立大学 先端医科学研究センターが推進している「研究開発プロジェクト」の成果のひとつです。

田村功一准教授らの研究グループ(GR)が生活習慣病を抑制するタンパク質の解析に成功しました!

2013.08.05
田村功一准教授らの研究グループ(GR)が生活習慣病を抑制するタンパク質の解析に成功しました!

前田晃延博士,田村功一准教授ら(GR)は,生活習慣病の発症や進行に関わるタンパク質ATRAP/Agtrap(AT1 receptor-associated protein)が正常なマウスやヒトの脂肪組織に多く存在し,一方,生活習慣病にかかると脂肪組織内のATRAPが減少することを明らかにしました.
実際に,今回作製されたATRAP欠損マウスでは,高脂肪食での飼育下では,内臓脂肪型肥満,高血圧,脂質異常症,インスリン抵抗性(糖尿病)などの生活習慣病が出現することがわかり,さらに,ATRAPを多く発現している脂肪組織をATRAP欠損マウスに皮下移植すると生活習慣病の症状が改善できることを証明しました(図).

本研究は,田村准教授らが米国Harvard大学と共同で単離・同定したATRAPが,生活習慣病の病態基盤に深く関与していることを明らかにしたのみならず,生活習慣病治療における新規標的因子としての可能性を明らかにした画期的な成果です.

※本研究は,米学会誌『Journal of American Heart Association(米国心臓病協会誌 AHA Journal)』に掲載されました(米国時間7月31日付オンライン掲載).

また,研究グループは,ATRAP遺伝子の発現を増強する転写活性化因子の解析にも取り組んでおり,転写活性化に重要な発現制御領域と転写調節因子についても既に明らかにしています
(『Journal of Biological Chemistry(米国生化学分子生物学会誌)』に掲載,2013年5月7日Epub).
これらの研究成果を応用することにより,生活習慣病とその動脈硬化合併症のリスク診断や脂肪細胞移植による新規治療の実現の可能性が期待されます.


記者発表資料はこちら(PDF)

横浜市立大学 先端医科学研究センターの紹介はこちら
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/tamura_2013_07.html

Journal of American Heart Association(米国心臓病協会誌 AHA Journal)のウェブサイト:
http://jaha.ahajournals.org/

Journal of Biological Chemistry(米国生化学分子生物学会誌)のウェブサイト:
http://www.jbc.org/

※本研究成果は,厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業),日本老年医学会,日本学術振興会などの研究補助金によるものです.
また、横浜市立大学先端医科学研究センターが推進している「研究開発プロジェクト」の成果のひとつです.
田村功一准教授らの研究グループ(GR)が生活習慣病を抑制するタンパク質の解析に成功しました!

田村功一准教授が,第5回腎疾患と高血圧研究会において最優秀研究賞を受賞しました. 

2013.07.23
田村功一准教授が,第5回腎疾患と高血圧研究会において最優秀研究賞を受賞しました. 


田村功一准教授らの研究グループ(GR)が行いました 心血管病・生活習慣病増悪因子受容体結合蛋白 ATRAPに関する研究成果が,平成25年
7月6日(土)に開催された第5回腎疾患と高血圧研究会において最優秀研究賞を受賞しました.

審査結果はこちら [PDF]

涌井広道助教,田村功一准教授ら(GR)の研究成果がHypertension誌に編集部コメント付き論文として掲載されました.

2013.05.27
涌井広道助教,田村功一准教授ら(GR)の研究成果がHypertension誌に編集部コメント付き論文として掲載されました.

田村功一准教授らの研究グループ(GR)が行ないました心血管病・生活習慣病増悪因子受容体(AT1受容体)結合蛋白 ATRAP (AT1 receptor-associated protein)の血圧調節に関する研究成果が, Hypertension誌(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal)の6月号に編集部コメント付き論文として掲載されました (Hiromichi Wakui, Kouichi Tamura, et al. Enhanced Angiotensin receptor-associated protein in renal tubule suppresses Angiotensin-dependent hypertension. Hypertension. 2013;61:1203-10).

研究グループは腎尿細管におけるATRAPの機能的意義に着目し,生体において尿細管でのATRAPが生理的なAT1受容体情報伝達系活性には影響を与えずに,病的刺激下で生じるAT1受容体系の過剰活性化を抑制することで,高血圧の発症を抑制する新規システムとして機能していることを明らかにしました.

なお,本研究成果の一部について,涌井広道助教が,本年5月18日〜21日にイスタンブールで開催された第50回ヨーロッパ腎臓学会-透析移植学会(50th ERA-EDTA)で報告し,Travel Grant Awardを受賞しました.


横浜市立大学 先端医科学研究センターの紹介はこちら:
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/k.tamura_2013_05.html

Hypertension(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal)のウェブサイト:
http://hyper.ahajournals.org/

第50回ヨーロッパ腎臓学会-透析移植学会のウェブサイト:
http://www.era-edta2013.org/

また,本研究に関連して,本年6月にイタリアのミラノで開催される第23回ヨーロッパ高血圧学会では田村功一准教授が講演を行うなど,非常に注目されています.

第23回ヨーロッパ高血圧学会のウェブサイト:
http://www.esh2013.org

# この研究は,厚生労働省「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業」,日本老年医学会,日本学術振興会などの研究補助金により行われました.


涌井広道助教,田村功一准教授ら(GR)の研究成果がHypertension誌に編集部コメント付き論文として掲載されました.

橋本達夫助教、石黒裕章大学院生ら国際共同研究グループの研究成果がNature誌に掲載されました

2012.07.24
横浜市立大学循環器・腎臓内科学(梅村敏 教授)の橋本 達夫 助教、オーストリア科学アカデミーのIMBA研究所(ヨゼフ・ペニンガー 所長)、筑波大学TARAセンター(深水昭吉 教授)の共同研究グループは、主に血圧や電解質の調節を行っているレニン‐アンジオテンシン系※1の一因子であり、これを負に制御しているACE2 (Angiotensin Converting Enzyme 2)が、アミノ酸吸収や腸内環境※2を整える働きをしていることを突き止めました。

○概要
栄養不良は人類死亡の主な原因であり、多くの場合下痢や腸炎を伴います。一方、レニン‐アンジオテンシン系は、血圧や電解質の調節を行っている、生体の重要な生理機構です。
研究グループは、通常はレニン‐アンジオテンシン系を負に制御して心臓や腎臓などの臓器を酸化ストレスによる障害から保護しているACE2が、腸管上皮でアミノ酸吸収を制御しており、抗菌ペプチド発現や、腸内細菌叢の構成を制御している(横浜市大HPの紹介ページ内の図参照)という予想外 なメカニズムを、マウスを用いた研究で明らかにしました。
本研究成果は、科学雑誌『Nature』(7月26日号)に掲載されます。
なお、表紙に本研究が採用されます。

○背景
 世界では10億にも上る人々が栄養不良であり、現代でも人類死亡の主な原因です。
栄養不良には多くの場合下痢や腸炎を伴います。
特にアミノ酸欠乏ではペラグラ※3という下痢、皮膚炎、脳症をきたします。
偏った栄養摂取が腸内環境をどのように制御しているかは、これまでよくわかっていませんでした。

○研究手法と成果
 レニン‐アンジオテンシン系の構成要素であるACE2の遺伝子欠損マウス(ノックアウトマウス)に、実験的に腸炎モデルを作成すると、ACE2ノックアウトマウスでは、腸炎の程度、腸管上皮の抗菌ペプチド発現や、腸内細菌叢の構成に大きな違いがある(横浜市大HPの紹介ページ内の図参照)ことが分かりました。
ペラグラ治療薬であるニコチンアミドは、これらの違いを改善しました。
 研究は、アミノ酸欠乏による腸炎のメカニズムを初めて解明しました。
血圧や電解質を調節しているレニン‐アンジオテンシン系の、予想外な役割が判明しました。

○今後の期待
 本研究は、アミノ酸吸収障害という栄養不良でみられる腸炎のメカニズムを解明しました。
すなわち、腸管上皮でのアミノ酸吸収が、抗菌ペプチド発現、腸内細菌叢を制御していました。
今後は、どのようなアミノ酸が腸内環境維持に必要なのか、腸炎を含むさまざまな病態での解析が期待されます。
それぞれの病態で、必要なアミノ酸を補充することが、症状改善につながる可能性があります。
(文責:橋本 達夫)

<用語解説>
※1 レニン‐アンジオテンシン系
 主に血圧や電解質を調節している、生体の重要な生理機構。酸化ストレス、炎症や血管新生などの多彩な作用を持っていることが、最近報告されています。

※2 腸内環境
 腸内環境は、下痢や便秘といった症状と密接に関連しており、生体内で最大の免疫系である腸管免疫によっても制御されています。
腸内環境は、腸内細菌叢の構成の違いと密接に関連していると考えられています。

※3 ペラグラ
 ナイアシン欠乏症。ナイアシンは必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから体内で合成されるため、トリプトファン欠乏で発症します。
皮膚炎、下痢、認知症を3徴とします。
皮膚炎は日光に当たることで発症する光線過敏症が特徴的です。
消化管症状は下痢にとどまらず、嘔気嘔吐や口内炎も伴います。
脳症は認知症にとどまらず、意識障害や幻覚を伴うこともあり、最悪の場合、死に至ります。
治療としてナイアシンを経口摂取します。



Nature誌 本文 http://www.nature.com/nature/journal/v487/n7408/full/nature11228.html
Nature誌 解説 http://www.nature.com/nature/journal/v487/n7408/full/487437a.html
横浜市大HPの紹介ページ http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/120724.html


循環器・腎臓内科学の田村功一准教授,涌井広道助教ら(GR)の研究が日本老年医学会「ノバルティス老化および老年医学研究基金」受賞しました

2012.06.28
横浜市立大学先端医科学研究センターのプロジェクト『ゲノム・プロテオーム・ICTを用いた生活習慣病予防に向けた開発型研究』のサブプロジェクトリーダーを務める病態制御内科学/循環器・腎臓内科学の田村功一准教授,および涌井広道助教ら(GR)の研究が,社団法人日本老年医学会の公式助成事業である「ノバルティス老化および老年医学研究基金」(http://www.rounenkikin.jp/)の20012年度(第26回)研究助成の受賞者に決定しました.
授賞式は,平成24年6月28日に,東京国際フォーラムで開催される「第54回日本老年医学会学術集会総会」(2012年6月28日〜30日; http://www2.convention.co.jp/54jgs/index.html)において行われました.
田村准教授,涌井助教らの研究グループGRによる今回の研究課題は、「加齢にともなう生活習慣病に対する,生活習慣病増悪因子受容体への直接結合性機能制御因子に着目した病態解明・新規分子治療標的の研究」と題して,田村准教授らが世界で初めて単離・同定に成功したAT1受容体結合性低分子蛋白(AT1 receptor-associated protein; ATRAP)による,『病的刺激によるAT1受容体情報伝達系の過剰活性化に対する内在性抑制機序』の観点から,加齢にともなう生活習慣病の病態生理の解明,および新規分子標的治療法の開発をとする試みです.
本研究の内容の一部は,田村准教授が,第75回日本循環器学会総会シンポジウム,第54回日本腎臓学会学術総会シンポジウム,第41回日本心脈管作動物質学会シンポジウムにて講演を行い,また,本年9月の第35回日本高血圧学会総会シンポジウムでの指定講演演題,本年10月にオーストラリアのシドニーで開催される第24回国際高血圧学会での口演発表演題として取り上げられるなど,非常に注目されています.
今後は横浜市立大学先端医科学研究センターのプロジェクトリーダーとして,また,循環器・腎臓内科学の研究グループGRとして,当該助成金も活用して,これまで得られた知見をさらに深めることによって,加齢にともなう生活習慣病の分子レベルでの成因を明らかにし,新規分子標的治療法を開発することを目指します.

(文責:田村 功一)

横浜市立大学 トピックスの紹介はこちら.
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/k_tamura_201204.html

横浜市立大学 先端医科学研究センターの紹介はこちら.

http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/index.html


日本老年医学会「ノバルティス老化および老年医学研究基金」の紹介はこちら.
http://www.rounenkikin.jp/

第54回日本老年医学会学術集会総会の紹介はこちら.
http://www2.convention.co.jp/54jgs/

第35回日本高血圧学会総会の紹介はこちら.
http://www.congre.co.jp/35jsh/program.html

第24回国際高血圧学会の紹介はこちら.
http://www.ish2012.org/program.asp 

デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換療法」が厚生労働省の先進医療(新規技術)に承認されました

2012.06.01
「デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換療法」が先進医療(新規技術)に承認される

 平成24年4月1日,病態制御内科学/循環器・腎臓内科学(梅村敏教授、田村功一准教授)と附属病院血液浄化センター(戸谷義幸准教授)らの研究チームによるトランスレーショナルリサーチ「デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換療法(閉塞性動脈硬化症)」が,厚生労働省の先進医療(新規技術)に承認されました.
 本先進医療では,既存の治療が困難である,あるいは既存の治療抵抗性であり,300 m未満の歩行による下肢疼痛の出現(間歇性跛行),安静時疼痛,潰瘍や壊疽などのフォンタンIIb以上の症状が認められる一方,LDLアフェレシスの保険適応とならない,高(LDL)コレステロール血症を認めない治療抵抗性の閉塞性動脈硬化症を対象としています.
 高(LDL)コレステロール血症は動脈硬化の最大の危険因子とされています.本先進医療に用いるリポソーバーLA-15システムは,日本国内で開発された医療機器で1986年に家族性高(LDL)コレステロール血症に保険適応となり,薬物治療によってもコレステロールが低下しない高(LDL)コレステロール血症を対象に治療が行われてきました.その後1992年に閉塞性動脈硬化症,巣状糸球体硬化症ともに高(LDL)コレステロール血症を呈する場合に保険適応となり今日に至っており,実績がある治療法です.一方,維持血液透析患者では,高(LDL)コレステロール血症を呈しなくとも治療抵抗性の難治性かつ重症の閉塞性動脈硬化症が多く,薬物療法,血管外科的治療が無効であり下肢切断術を施行せざるを得なくなり患者のQOLと予後が著しく阻害されることが少なくありません.このような維持血液透析患者の治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対しては,以前から,高(LDL)コレステロール血症が認められない場合にも,デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換療法(LDLアフェレシス)が施行されて複数の小規模臨床研究にて有効性が報告され,また,臨床的にも試験的に施行されてきました.
 本附属病院腎臓・高血圧内科,血液浄化センターでは,2003年からトランスレーショナルリサーチを開始し,まず,維持血液透析患者の治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するLDLアフェレシスの効果が治療開始前の血中(LDL)コレステロール値に依存せず,高(LDL)コレステロール血症が認められなくともLDLアフェレシスが長期的な治療効果(最大歩行距離の延長,足関節上腕血圧比(ABI)の改善)をもたらすことを明らかにしました.さらに,血管内皮特異的NO合成酵素の活性化を介した血管内皮細胞機能の改善がLDLアフェレシスによる治療効果に重要であることを世界で初めて明らかにし,独創性の高い研究成果として米国心臓病協会 (American Heart Association, AHA) 刊行の一流国際学術誌Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology に発表しました.
 上記の成果により,今回,本附属病院腎臓・高血圧内科,血液浄化センターによる,血液透析患者に限らず,高(LDL)コレステロール血症を認めない治療抵抗性の閉塞性動脈硬化症患者を対象としたLDLアフェレシス治療が,厚生労働省により新規の先進医療技術として全国で初めて認可され(該当先進医療名称:デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換療法,算定開始年月日:平成24年4月1日),医学的にも当療法の先進性と有効性が認められました.現在は全国で本附属病院のみで行われております.
 本治療法は,保険適応が認められない,高(LDL)コレステロール血症を認めない治療抵抗性の閉塞性動脈硬化症を対象としています.
 LDLアフェレシスによる治療の具体的な方法は,LDLアフェレシス専用機器を用い原則として前腕上腕血管(動脈,静脈),内シャント血管から17Gの留置針にて脱血(100~150 ml/分)し,血漿分離膜にて血球成分と血漿成分に分離し,選択吸着カラムにて(LDL)コレステロールなどを選択的に吸着除去します.LDLアフェレシスの一回当たりの治療時間は約2時間かかり,ベッド上での安静が必要です.LDLアフェレシスの治療スケジュールは,計10回の治療を予定しており,1週間に1回もしくは2回のLDLアフェレシス治療を行いますが,治療頻度は血液浄化センターの状況などにより変わります.また,血液透析患者の場合には,LDLアフェレシス治療を血液透析日に施行するか非透析日に施行するかにつきましても,血液浄化センターの状況などにより変わります.
 病態制御内科学/循環器・腎臓内科学/附属病院腎臓・高血圧内科/血液浄化センターでは,高血圧,慢性腎臓病,および末梢動脈疾患を含む心血管合併症の治療に積極的に取り組んでいます.附属病院循環器内科とも緊密に連携しながら最先端の医療を提供することで,これらの疾患で苦しむ方々のためにお役に立てるよう日々奮闘しています.
(文責:田村 功一)
附属病院 先進医療の紹介はこちら.
http://www.fukuhp.yokohama-cu.ac.jp/about_hospital/approach/advance.html

大学先端医科学研究センター 先進医療の紹介はこちら.
http://www.yokohama-cu.ac.jp/sensin/index.html

http://www.yokohama-cu.ac.jp/sensin/topics/dextran_120501.html
デキストラン硫酸を用いた吸着型血漿浄化器を使用した血漿交換療法」が厚生労働省の先進医療(新規技術)に承認されました

小林助教、平和准教授らゲノムグループの研究成果がHypertension誌に掲載されました。

2012.05.30
小林助教、平和准教授らゲノムグループが高血圧の原因遺伝子として発見し、
現在世界中で最も注目されている遺伝子ATP2B1に関して、
動物モデルにおいて初めて高血圧との関連を証明した研究成果がHypertension誌に掲載されました。

2012年度 教室説明会を開催します

2012.05.25
以下の通り、教室説明会を開催します。

■第1回 2012年 7月5日(木)18:30〜
    横浜市立大学附属病院 10F 修士講義室

■第2回 2012年9月6日(木)
    横浜市立大学附属市民総合医療センター 2階 会議室

■第3回 2012年10月18日(木)
    横浜市立大学医学部 臨床研究棟2階 A202 会議室

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スタッフ名簿を更新致しました。

2012.04.25
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新致しました。

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横浜市立大学附属病院 循環器内科スタッフ名簿を更新致しました。

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腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新しました

2012.01.17
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科スタッフ名簿を更新致しました。

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梅村敏教授らの研究グループが、全世界26万人以上を対象とした国際共同研究において、高血圧症に関連する遺伝子を解明し、「Nature」誌に掲載されました。

2011.09.13
当教室 梅村敏教授らの研究グループは、愛媛大学田原康玄講師、三木哲郎教授、大阪大学荻原俊男名誉教授、滋賀医科大学上島弘嗣名誉教授、東北大学大久保孝義准教授、国立循環器病センター岩井直温部長らと組織する研究グループとして、全世界10億人以上の人が罹患している高血圧症(脳卒中や心臓病を引き起こすリスクファクター)を解決するために設立された、The International Consortium for Blood Pressure Genome-Wide Association Studies (ICBP-GWAS)という国際共同研究組織に参画し、世界規模でのゲノム解析を行うことにより、高血圧症の成因に関与する遺伝子を解明しました。これら遺伝子とその蛋白を解析することにより、新たな創薬や治療の可能性が広がると考えられます。

※本研究は、2011年9月に発刊される英国科学雑誌『Nature』に掲載されます。

【研究の背景】
高血圧症は生活習慣病のうち最多の疾患として日本でも4000万人、世界全体では10億人以上の人が罹患しています。
高血圧症は血圧値140/90mmHgと定義され、日本の死亡原因の第2,3位である心疾患や、脳卒中などの原因となる動脈硬化症の最大の危険因子です。
この高血圧症の約90%が原因不明の高血圧症:本態性高血圧症であり、その成因は3〜4割の遺伝因子と6〜7割の環境因子が関与していると考えられています。
環境因子は食塩摂取過多、肥満、運動不足、飲酒過多等が挙げられますが、ある程度の生活習慣改善でコントロールしうる因子です。
一方、遺伝因子が明らかになると、いわゆるテーラーメイド医療として予防法・治療法の選択を個々人の遺伝子に合わせて行うことができる可能性が考えられてきました。
2009年全ゲノム領域の約250万個の遺伝子多型と血圧との関係を約2万人の欧米人サンプルを用い検討した結果、全染色体の13領域が血圧と関係することが複数報告されました(Nature genetics,2009)。

【研究の内容】
今回は20万人以上の欧米人サンプルと約3万人の東アジア人、約2.4万人の南アジア人、約2万人のアフリカ人のサンプルを用い、上記研究の遺伝子を含め全ゲノムの250万人SNP(一塩基多型)と血圧との関係が検討されました。
これは全世界の200を超える研究機関(約300人以上の共著者)によるゲノム研究上最大の研究です。
その結果、ATP2B1を含め、欧米人で28種、東アジアで9種、南アジア人で6種の遺伝子が血圧と関連することが明らかとなりました。
これらの遺伝子は水・電解質バランスや腎機能に関連するものなどであり、このうちいくつかは本研究で初めて高血圧との関連が見出された遺伝子です。
一連の研究結果は、本態性高血圧の病因解明と新たな治療ターゲットの導出、個別化医療・予防の可能性を大きく広げる成果です。

http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/umemura2011_9.html


涌井広道博士らが新規心肥大抑制因子の分子的作用機序についての研究成果をHypertension(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal)誌に報告し,編集部コメント付き論文として紹介されました.

2010.05.06
概要:
 大学院医学研究科病態制御内科学の大学院生(4月から附属病院腎臓高血圧内科助教)の涌井広道博士らが行ないました心血管病・生活習慣病増悪因子受容体(アンジオテンシンII受容体)新規結合蛋白 ATRAP (AT1 receptor-associated protein)の病態生理学的意義についての研究成果の一部が,今回, Hypertension(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal)の5月号に掲載されました (Hiromichi Wakui, Kouichi Tamura, et al. Cardiac-Specific Activation of Angiotensin II Type 1 Receptor?Associated Protein Completely Suppresses Cardiac Hypertrophy in Chronic Angiotensin II?Infused Mice. Hypertension. 2010;55:1157-1164).
 なお本論文についてはHypertension 5月号において編集部コメント(Zhiping Zhang and Victor J. Dzau. Angiotensin II Type 1 Receptor?Associated Protein Is an Endogenous Inhibitor of Angiotensin II Type 1 Receptor Action in Cardiac Hypertrophy: Role in Check and Balance. Hypertension. 2010;55:1086-1087; published online before print March 15 2010, doi:10.1161/HYPERTENSIONAHA.110.150458)が掲載され,また,学会においては,第82回日本内分泌学会学術総会(前橋)ではシンポジウムに,第32回日本高血圧学会総会(大津)では高得点演題に採用されるなど注目を集めています.

研究内容:
 田村功一准教授らの研究グループは心血管病増悪因子アンジオテンシンII(Ang II)に対する生体での主な受容体であるAT1受容体に特異的に結合する低分子蛋白を単離同定し,その病態生理学的意義の検討と臨床応用への可能性について追求している.現在までの培養心筋細胞での検討では,アデノベクターによるATRAP過剰発現により持続的なAT1受容体のinternalizationが亢進しAng II刺激による心肥大反応が抑制されることが明らかされた.また,生体ではATRAPが腎,心などに広く分布し,自然発症高血圧ラットの肥大心ではAT1受容体に対する相対的なATRAP発現量が減少するが,AT1受容体阻害薬投与が心ATRAP/AT1受容体発現比を回復させ心肥大を改善することを報告してきた.今回涌井広道博士らはATRAPが組織AT1受容体系に対する内在性抑制因子として作用するという仮説を生体で検証するために,心臓特異的ATRAP高発現マウスを作製してAng II持続的負荷による心肥大に与える影響について検討した.その結果,心臓特異的ATRAP高発現マウスでは,野生型マウスに比較して,Ang II持続的負荷による心肥大が著明に抑制されることを明らかにし,ATRAPが心肥大治療における新たな分子標的となりうる可能性を示唆した.

Hypertension(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal) のウエブサイト:http://hyper.ahajournals.org/
涌井広道博士らが新規心肥大抑制因子の分子的作用機序についての研究成果をHypertension(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal)誌に報告し,編集部コメント付き論文として紹介されました.

閉塞性動脈硬化症に対する血漿吸着療法の長期的臨床効果に関与する分子的作用機序についての研究成果

2010.05.06
池谷裕子博士らが閉塞性動脈硬化症に対する血漿吸着療法の長期的臨床効果に関与する分子的作用機序についての研究成果をArteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal)誌に報告しました.

概要:
 横浜市立大学附属病院先進医療推進センターとの協力のもと本附属病院腎臓高血圧内科で施行している『血液透析患者における閉塞性動脈硬化症(ASO)に対するLDLアフェレシス治療』に関する研究成果の一部が,今回, Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal) の5月号に掲載されました
(Yuko Tsurumi-Ikeya, Kouichi Tamura, et al. Arterioscler Thromb Vasc Biol. 2010;30:1058-1065).
 本研究は,大学院医学研究科病態制御内科学の大学院生(4月から附属病院腎臓高血圧内科非常勤診療医)の池谷裕子博士,田村功一准教授,戸谷義幸准教授,梅村 敏教授らが中心となって行い,学会においては,第29回日本アフェレシス学会学術大会(広島)ではシンポジウムに,第54回日本透析医学会学術集会・総会(横浜)ではワークショップに採用されるなど注目を集めています.

研究内容:
 維持血液透析患者では多数のリスクファクターを持つために,非透析患者の場合に比べて重症な閉塞性動脈硬化症(ASO)が多いとされている.
治療として,リスクファクターの是正,薬物療法として抗血小板薬やプロスタンデイン製剤や抗トロンビン薬が使用され,血管外科的治療としてインターベンションや血行再建が施行される.
しかし,維持血液透析患者では治療抵抗性の難治例が多く,切断術を施行することが少なくない.LDLアフェレシスは高コレステロール血症をともなう治療抵抗性ASOにも臨床応用されるようになったが,LDLアフェレシスの効果と治療効果の機序に関しては不明な点が多い.
そこで,本先進医療では,慢性維持透析施行中の治療抵抗性の難治性重症ASO患者に対してLDLアフェレシスを施行して臨床症状の改善を目指し,また,LDLアフェレシスの長期的治療効果に関して,分子レベルでの作用機序について検討し,LDLアフェレシスによる酸化ストレス抑制作用,あるいは血液凝固因子や炎症因子の除去作用によって,血管内皮細胞のNO合成酵素の活性化をもたらすことにより血管内皮細胞機能を回復して閉塞性動脈硬化症の症状を改善することを明らかにした.

Arteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology(米国心臓病協会雑誌 AHA Journal) のウエブサイト:
http://atvb.ahajournals.org/
閉塞性動脈硬化症に対する血漿吸着療法の長期的臨床効果に関与する分子的作用機序についての研究成果

平成22年度厚生労働省科学研究補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)の研究代表者として,腎臓高血圧内科の田村功一准教授が採択されました.

2010.05.06
概要:
 このたび,横浜市立大学附属病院腎臓高血圧内科田村功一准教授らによります,『肥満を伴う高血圧症に対する防風通聖散の併用投与による,24時間自由行動下血圧及び糖脂質代謝・酸化ストレスの改善効果についての研究』が,平成22年度厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)による助成対象研究課題として採択されました.
 本研究では,肥満合併高血圧に対する集学的治療を施行する手段として,西洋学的治療介入に加えて漢方薬を用いた東洋医学的治療介入を併用する手法を用いて治療効果の向上を検証します.
 なお,附属病院腎臓高血圧内科では,2010年6月から専門外来(紹介予約制)としまして,漢方高血圧外来の診療を開始いたします.

研究内容:
 肥満と高血圧は相互に密接な関係があり,内臓脂肪型肥満の増悪に伴って臓器合併症が増加する.よって肥満合併高血圧の治療の目的は,食事・運動療法とともに降圧目標値までの確実な降圧と内臓脂肪型肥満の効率的な改善により,心血管病や腎不全を抑制することである.またRASの生理活性物質アンジオテンシンII(Ang II)は主要な受容体の1型Ang II受容体に作用して情報伝達系を活性化し,メタボリック症候群や心血管病の発症・進展を促進するため,メタボリック症候群合併高血圧患者に対しては高血圧治療ガイドライン(JSH2009)ではRAS阻害薬が第1選択薬である.しかしRAS阻害薬単独投与では目標血圧までの確実な降圧が困難な場合が多く併用療法が必要となる.
 一方漢方薬は多種生薬の混合製剤でありその薬効や作用機序は不確定な面が残り臨床試験成績も不十分なため,JSH2009においても治療薬として推奨されるに至っていない.よって,肥満合併高血圧に対する西洋医学と東洋医学を融合させたさらなる効率的な治療を目指すために漢方薬を併用する根拠となる臨床効果の検討が必要である.
 本研究の結果,肥満合併高血圧に対する東洋医学的治療介入の西洋医学的意義が検証され,肥満合併高血圧に対する集学的治療法における位置付けが可能になると期待される.

厚生労働省厚生労働科学研究費のウエブサイト:http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkyuujigyou/index.html
平成22年度厚生労働省科学研究補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)の研究代表者として,腎臓高血圧内科の田村功一准教授が採択されました.

新城名保美博士が、The 2nd International Aldosterone Forum in Japanで優秀演題賞を受賞

2009.05.18
 2009年3月に当科の大学院を卒業した新城名保美博士が、2009年5月16日〜17日The 2nd International Aldosterone Forum in Japanにおいて優秀演題賞(若手研究者のinnovation award)を受賞しました。新城博士は、当科の石上友章准教授、梅村敏教授の指導のもと、本態性高血圧症の分子メカニズムの鍵を握るユビキチン化酵素Nedd4Lが、細胞膜上の上皮性Naチャネルをユビキチン化する反応を触媒する際に、足場として働くと考えられるタンパク質のクローニングに成功しました。本態性高血圧症の分子治療にむけて、その創薬ターゲットになりうる重要なタンパク質と考えられています。
(文責:石上友章)
 先端医科学研究センターのニュースはこちら
新城名保美博士が、The 2nd International Aldosterone Forum in Japanで優秀演題賞を受賞

消化器内科グループが統合

2009.04.01
 横浜市立大学医学部第2内科学教室は、その発足後の長い歴史の中で循環器内科、腎臓・高血圧内科、消化器内科の3分野を専門領域とし、連携して診療、教育、研究に従事しておりました。
 このたび平成21年度より、横浜市立大学医学部内における消化器内科学教室統合編成にあたり、当教室からも消化器内科グループ所属医師を輩出することとなりました。
 教室発足以来、ともに教室員として歩んできた消化器内科グループが教室を離れることとなり、惜別の思いはありますが、当大学内での新たな統合された消化器内科学教室の誕生にあたり、あえて壮行の意を表するものとします。
 したがいまして今後当教室は、循環器・腎臓内科学教室として新たに教室運営を行っていくこととなりました。教室の規模としてはやや縮小となりますが、これを機に更なる教室の発展のために団結したいと思っております。
(文責:菅野晃靖)
 横浜市立大学 消化器内科のウェブサイトはこちら


「骨髄幹細胞移植による血管新生療法」が先進医療に承認される

2008.12.01
 平成20年12月1日、病態制御内科学/循環器・腎臓内科学(梅村敏教授、内野和顕准教授、石上友章准教授)と附属病院循環器内科(石川利之准教授、菅野晃靖准教授)らの研究チームによるトランスレーショナルリサーチ「骨髄細胞移植による血管新生療法(閉塞性動脈硬化症又はバージャー病)」が、厚生労働省の先進医療に承認されました。
 本研究は、近年激増する四肢の動脈硬化性疾患ならびに難病のひとつであるバージャー病に対して、自身の骨髄細胞由来の血管幹細胞を濃縮し、局所に注入することで不足する血管網を回復させ、既存の技術では治療することができない重症下肢虚血から回復させる最新の治療方法です。
 病態制御内科学/循環器・腎臓内科学では、末梢動脈疾患の治療に積極的に取り組んでいます。附属病院循環器内科と手を携えて最先端の医療を提供することで、末梢動脈疾患で苦しむ方々のためにお役に立てるよう日々奮闘しています。
(文責:石上 友章)
 付属病院 先進医療の紹介はこちら


「骨髄幹細胞移植による血管新生療法」が先進医療に承認される

横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室  〒236-0004  神奈川県横浜市金沢区福浦3-9 A365  TEL:045-787-2635