当院は2010年4月に横須賀市公営の病院から民営化されました。
2012年度は新たな体制となり3年目です。
常勤医師は約60名でそのうち病院長を含めた約8割が横浜市立大学の医局に属しています。
循環器内科は2010年4月から1名増員、2012年4月から1名増員し現在6名体制です。
特徴は心臓救急を積極的に受け入れることです。
2011年4月から循環器内科医が毎日当直をして、依頼は全て受け入れています。
2011年度は発症から24時間以内の急性心筋梗塞を43例治療しました。
心筋梗塞に限らず不安定狭心症、うっ血性心不全、大動脈解離などあらゆる循環器救急に対応しています。
また日常診療でも虚血性心疾患に力を入れています。
冠動脈カテーテル治療は2010年度173件、2011年度199件でした。
救急を積極的に受け入れているので、ACS症例だけでなく虚血の関連した心不全症例も増えています。
カテーテル治療には積極的に術者として参加してもらっています。
最近は下肢動脈のカテーテル治療にも積極的に取り組んでおり、症例も徐々に増加しています。
さらに多くの症例を診療できるように、地域の開業医院との連携の会を定期的に開催、最近では近隣の医院に当院から患者さんを迎えにいくシステムを始めました。
毎朝全員でカンファレンスを行い、全症例の治療方針を1例1例相談して決定しています。
多くの興味深い症例が全員の共通の経験となればと考えています。
是非多くの先生方に入局していただければと思います。
病院見学も随時受け付けております。
少しでも興味を持った方は是非下記までご連絡下さい。よろしくお願いします。
横須賀市立市民病院循環器内科